ベネズエラ戦 | バレーボールワールド     中西美雁の日々是排球

ベネズエラ戦

昨日の女子の試合前3時間程「チケットプリーズ」を持って立っていたら、中国のテレビ局とアメリカのテレビ局と新聞社に取材されて恥ずかしかった。結局一緒に立っていたアメリカ人のおねーさんたちとともにチケットは手に入らず、その代わり翌日以降のチケットはゲット。


ベネズエラ戦は……


何も言いたくない。


中国の観客は、わざわざベネズエラの応援をし(それくらいはまだいいが)、相変わらず日本にブーイングをしてきたのでむかついたし、主審はなんとなくベネズエラよりだったような気もするけど、だけど。

今日の試合はただの自滅だ。

ベネズエラが良いチームなのは知っていた。ホームデシジョンがなければ中国にだって勝っていただろう。

だけど植田JAPANが絶対に勝てないチームでもない。

OQTやワールドリーグのチームとは別のチームのようだ。

さまざまな不手際や嫌がらせ?(はっきり書くが、新ボールを渡す時期にずれがあるとか何らかの工作としか言えない。五輪だけで使うボールではないのだから、全世界敵に同時に解禁すればよかっただけの話だ)があったけど、それでもこの消化不良感はぬぐえない。。。


ベネズエラは元バスケのイヴァンと昨季柴田のチームメイトだったフレディが両センターで、二人とも素晴らしい跳躍力とパワーを誇る。それにゴメス。その他の選手も、個々人の身体能力は本当に高い。

だが、組織だったバレーをしているかと言えばそうでもない。

前の試合のブラジル対ポーランド戦とは全然次元の違う試合だった。

負けても、もっと納得のいく内容と気迫を見せて欲しかった。

本来なら、16年ぶりの五輪で、そのこと自体が本当に嬉しいことのはずなのに、アテネで女子を見た時のような悲しさがある。

福澤は攻撃はよかったと思うが、大学リーグでも時々やってるサーブの時のラインふみは次の試合では絶対やらないでください。

ゴッツは早く復調して下さい。ていうか後1試合です。

在りし日のパルシンみたいに、1回ミスしたらすぐ外すのは、吉と出たのか凶と出たのか……

さほど調子が悪くない山本が前衛に来た時にブロックがイマイチの清水に交代したのも何だかよく分からなかった。

つなぎや、後一歩で拾えたボールがたくさんあった。

何だか泣けた。

越川が負傷したとか……

大事なくあって欲しい。