いろいろ
壮行会に行く。
4年前は女子しかいなかったこういった場に、男子もいることが嬉しい。
トークショーとサイン会、参加者の皆さんは堪能できたんでしょうか。出来てたら良いんですが。
認知度アップのファンサービスは必要なことなんでしょうけど、こういうイベントの内容や仕切りって誰が考えてるんでしょうね。
ワールドリーグが終わり、ブラジルが負けてびっくり。これが手の内を隠しているから…と見るべきなのか、どうなのか。個人的には、ホームゲームで直前にこんな負け方をするのはいいことではないと思うので、予定された負けではなかったような気がします。。。
というか、やっぱりリカルドがいた方がいいんじゃないのかなあ…。
昨年のワールドリーグファイナルは現地で観戦したのですが、このときもブラジルは結構危ない試合をやらかしてましたが、最終的にはジバとリカルドの強力な信頼関係とコンビネーションでなんとかしのいだという感じでした。
主要大会をずーっと連覇してきたのに、一番大切な大会の直前にこれって、やはり波乱の予感。
昨年スペインで出会ったブラジル人選手たちは、全員が全員、「リカルドを失ったのは代表にとって痛手だと思う」と言ってました。それくらい素晴らしいセッターだってことです。昨年のワールドリーグファイナルのMVPはリカルドでしたし。
2006年の世界選手権で、女子の竹下がMVPをとって結構色々言われてたからなのか、男子のMVPは物凄く無難にジバでしたが、ジバ本人が「このMVPは相棒のセッターに捧げる」と言っていたように、あのバレー界の宝物のような、カナリアサーカスバレーは、ジバ一人では完成しません。もちろんジバ抜きじゃあり得ないんだけど、彼の一番の魅力であるメンタルタフネスを生かし切れるのは、途中でコート上で怒鳴り合いをしたりすることはあっても、固い信頼関係で結ばれたリカルドであって、やっぱりマルセロや、もちろんブルーノではないのでしょう。
ブルーノについては、ブラジル人選手たちはやはり口をそろえて(ってバラバラに聞いたんですけど)、「良いセッターだよ。でもリカルドとは比べものにならない」。
過激なところでは
「ベルナルジーニョ(レゼンデ監督)は、息子(ブルーノ)をオリンピアにストにするために、ゴールドメダルを捨てた」
という意見もありました。
ワールドカップではリカルド抜きで連覇を達成してしまい(ついでに日本チームとの滅多にあり得ないびっくり展開もありましたが…)、ついにリカルド抜きで北京に臨むブラジルチーム。
果たして本大会ではどうなるのでしょう。
私は、世界選手権決勝戦の時が一番典型でしたが、彼らのトリッキーでありながらベーシックでもある、美しい、ため息の出るようなバレーが好きですし、バレーの認知度アップのためにも、日本戦だけでなく、ああいう試合をもっとたくさんの人に見て欲しいと思っていますが、もう二度と「あれ」は見られないのかなと思うと寂しいです。
ブラジルをよく知るコーディネーターの方も、以前この件についてたずねたときは、考えをまとめるのがなかなか難しそうでした。
さて。
ワールドリーグを戦ってきた9名の選手には、全員に「お疲れ様」と言いたい。
五輪出場する2名もだけど、それ以外の選手たちも、よく帯同し、よくプレーしてくれたと思う。
きっとこの経験は、参加した全員にとって、前向きでさえあれば、得られたものも大きかったでしょう。
ワールドリーグファイナルといえば、毎年ある大会ではあるけど、プロ選手たちにとっては賞金はもらえるし、自分のキャリア付のためにも結構シビアに臨んでくる大会です。
その予選ラウンドでなく、ファイナルを経験できたということは、五輪出場選手たちにとっては、五輪前にシビアでハイクォリティな大会を経験できたと言うことになるし、それ以外の選手たち…五輪メンバーから外れた選手たちにとっては、五輪を経験する代わりに経験できる、プレッシャーのかかるハイレベルな試合だったということができます。
ワールドリーグが始まって以来、日本がファイナルに進出したことは一度もありません。
だから、以前ジバが言っていましたが「日本にいると、なかなか本当にシビアでハイレベルな、プレッシャーのかかる国際試合を経験することができないよね。たとえば世界選手権の決勝とか、ワールドリーグのファイナルとか」の、後者の試合を経験することができないままだったのです。
いきさつについては色々思うところもありますが(ありますがどころじゃないですが)、9人全員にとって、この経験が彼らの今後のバレー人生にとって佳きこととなりますよう。。。
でもそのこととは別に、原因究明はしっかりしてほしいところです。
少し前に、大学時代の友人と何年かぶりにひょいと連絡を取り合って飲みながら色々話して、自分の中で苦しんでいたことに一区切りついたように思います。
前は自分のこと、スーパーマンだと思ってた節があるわたくし。
そうじゃないんだなーということが(当たり前ですが)分かったところで、ではいったい何が出来るのか。
本当にしたいことは何なのか。
自分のキャパを見極めて、適性も見極めて、望みも見極めて。
改めて道を見つけたいなあと思います。
沢木耕太郎のエッセイで、小澤征爾の言葉かなにかであったように、今自分には自分の人生の地図がくっきりと浮かび上がってきているところなのだなと。
どこでも行ける、何でも出来ると思えた時代は過ぎ去ってしまったのだなと。
その代わり、地図を見て、ぶらぶら歩いていくのもよいかなと思えるようになりました。
スポーツ選手は、そんなのんびりしたことも言ってられず、人生の早いうちにいろいろなことを判断し、走り出さねばなりません。地図が浮かび上がるよりのよりもずっと前に。ま、荻野さんみたいな方もいますけどね。
その瞬間性を私たちは愛でているのかも…しれないですね。
まとまりがつきませんが、この辺で。
えーと、松本さんは新ボールでも、不思議サーブを打てるように頑張ってらっしゃるそうです。
「縫い目の位置がねえ…」とのことでした。
4年前は女子しかいなかったこういった場に、男子もいることが嬉しい。
トークショーとサイン会、参加者の皆さんは堪能できたんでしょうか。出来てたら良いんですが。
認知度アップのファンサービスは必要なことなんでしょうけど、こういうイベントの内容や仕切りって誰が考えてるんでしょうね。
ワールドリーグが終わり、ブラジルが負けてびっくり。これが手の内を隠しているから…と見るべきなのか、どうなのか。個人的には、ホームゲームで直前にこんな負け方をするのはいいことではないと思うので、予定された負けではなかったような気がします。。。
というか、やっぱりリカルドがいた方がいいんじゃないのかなあ…。
昨年のワールドリーグファイナルは現地で観戦したのですが、このときもブラジルは結構危ない試合をやらかしてましたが、最終的にはジバとリカルドの強力な信頼関係とコンビネーションでなんとかしのいだという感じでした。
主要大会をずーっと連覇してきたのに、一番大切な大会の直前にこれって、やはり波乱の予感。
昨年スペインで出会ったブラジル人選手たちは、全員が全員、「リカルドを失ったのは代表にとって痛手だと思う」と言ってました。それくらい素晴らしいセッターだってことです。昨年のワールドリーグファイナルのMVPはリカルドでしたし。
2006年の世界選手権で、女子の竹下がMVPをとって結構色々言われてたからなのか、男子のMVPは物凄く無難にジバでしたが、ジバ本人が「このMVPは相棒のセッターに捧げる」と言っていたように、あのバレー界の宝物のような、カナリアサーカスバレーは、ジバ一人では完成しません。もちろんジバ抜きじゃあり得ないんだけど、彼の一番の魅力であるメンタルタフネスを生かし切れるのは、途中でコート上で怒鳴り合いをしたりすることはあっても、固い信頼関係で結ばれたリカルドであって、やっぱりマルセロや、もちろんブルーノではないのでしょう。
ブルーノについては、ブラジル人選手たちはやはり口をそろえて(ってバラバラに聞いたんですけど)、「良いセッターだよ。でもリカルドとは比べものにならない」。
過激なところでは
「ベルナルジーニョ(レゼンデ監督)は、息子(ブルーノ)をオリンピアにストにするために、ゴールドメダルを捨てた」
という意見もありました。
ワールドカップではリカルド抜きで連覇を達成してしまい(ついでに日本チームとの滅多にあり得ないびっくり展開もありましたが…)、ついにリカルド抜きで北京に臨むブラジルチーム。
果たして本大会ではどうなるのでしょう。
私は、世界選手権決勝戦の時が一番典型でしたが、彼らのトリッキーでありながらベーシックでもある、美しい、ため息の出るようなバレーが好きですし、バレーの認知度アップのためにも、日本戦だけでなく、ああいう試合をもっとたくさんの人に見て欲しいと思っていますが、もう二度と「あれ」は見られないのかなと思うと寂しいです。
ブラジルをよく知るコーディネーターの方も、以前この件についてたずねたときは、考えをまとめるのがなかなか難しそうでした。
さて。
ワールドリーグを戦ってきた9名の選手には、全員に「お疲れ様」と言いたい。
五輪出場する2名もだけど、それ以外の選手たちも、よく帯同し、よくプレーしてくれたと思う。
きっとこの経験は、参加した全員にとって、前向きでさえあれば、得られたものも大きかったでしょう。
ワールドリーグファイナルといえば、毎年ある大会ではあるけど、プロ選手たちにとっては賞金はもらえるし、自分のキャリア付のためにも結構シビアに臨んでくる大会です。
その予選ラウンドでなく、ファイナルを経験できたということは、五輪出場選手たちにとっては、五輪前にシビアでハイクォリティな大会を経験できたと言うことになるし、それ以外の選手たち…五輪メンバーから外れた選手たちにとっては、五輪を経験する代わりに経験できる、プレッシャーのかかるハイレベルな試合だったということができます。
ワールドリーグが始まって以来、日本がファイナルに進出したことは一度もありません。
だから、以前ジバが言っていましたが「日本にいると、なかなか本当にシビアでハイレベルな、プレッシャーのかかる国際試合を経験することができないよね。たとえば世界選手権の決勝とか、ワールドリーグのファイナルとか」の、後者の試合を経験することができないままだったのです。
いきさつについては色々思うところもありますが(ありますがどころじゃないですが)、9人全員にとって、この経験が彼らの今後のバレー人生にとって佳きこととなりますよう。。。
でもそのこととは別に、原因究明はしっかりしてほしいところです。
少し前に、大学時代の友人と何年かぶりにひょいと連絡を取り合って飲みながら色々話して、自分の中で苦しんでいたことに一区切りついたように思います。
前は自分のこと、スーパーマンだと思ってた節があるわたくし。
そうじゃないんだなーということが(当たり前ですが)分かったところで、ではいったい何が出来るのか。
本当にしたいことは何なのか。
自分のキャパを見極めて、適性も見極めて、望みも見極めて。
改めて道を見つけたいなあと思います。
沢木耕太郎のエッセイで、小澤征爾の言葉かなにかであったように、今自分には自分の人生の地図がくっきりと浮かび上がってきているところなのだなと。
どこでも行ける、何でも出来ると思えた時代は過ぎ去ってしまったのだなと。
その代わり、地図を見て、ぶらぶら歩いていくのもよいかなと思えるようになりました。
スポーツ選手は、そんなのんびりしたことも言ってられず、人生の早いうちにいろいろなことを判断し、走り出さねばなりません。地図が浮かび上がるよりのよりもずっと前に。ま、荻野さんみたいな方もいますけどね。
その瞬間性を私たちは愛でているのかも…しれないですね。
まとまりがつきませんが、この辺で。
えーと、松本さんは新ボールでも、不思議サーブを打てるように頑張ってらっしゃるそうです。
「縫い目の位置がねえ…」とのことでした。