ボールとか人数とか | バレーボールワールド     中西美雁の日々是排球

ボールとか人数とか

アメンバー承認作業がなかなか終わりません…
一括承認とか便利な機能があれば良いんですが、何かそういう想定じゃないみたいですね。
しかも、降順を時系列とかで逆にソート出来ないし、検索もできないし、弱り果てました。

最初は単なる決意表明の独り言を書いたつもりだったので、弱ったなーと思ってたんですが
おりおりに隙を見てぽちぽちと作業して参ります。


なんか最近「五輪出場おめでとうございます」とよく言われるんですが、頑張ったのは選手で私じゃないから私が御礼を言う筋合いでもないんだけどなーと思いつつ有り難く御礼を返す日々。
ずっと昔からの知り合いからもお祝いメールが来たりして、そういうのは嬉しいですね。
女の子は移り気だとよく言われ、だから女性のミーハーファンなんていくら増やしても仕方ないのだという論調を現場で聞こえよがしにきかされることが多いだけに……。


ボールが変わると聞いてびっくり。

私はよく「何で男女韓国はあんなに弱くなったんですか?」ときかれると、「国内産業保護のためなのか、オリジナルボールを使ってるからだと思います!」と自説を元気よく回答してきたので、今回の五輪直前の変更がどう本戦に影響するかはちょっとどきどきですね。日本にいい方に転べば良いんですけど。


Vリーグ終了直後に「日韓トップマッチ」というのをやってますが、これが、日本に来た韓国女子クラブチームはボロマケ、渡韓する日本の優勝・準優勝男子チームもボロマケ、というのが続き、実際に現地でも見て、選手にも話を聞いて、そう結論しました。

最初、ブレイザーズやサントリーの面々が往年の韓国の名選手達に翻弄されるのを見たわたくし、「あんたたち、昨夜マッコリの飲み過ぎなんじゃないの!!!」と怒ってたんですが、(親善試合の意味合いも大きい大会ですから歓迎のマッコリも当然飲んでたと思いますけど)どうやらボールの感触が違いすぎて、サーブレシーブとトスを上げる担当の人たちが大変面食らっていたために、ペースをつかめなかったようなのです。
韓国女子の方はその逆を味わっていたわけで、やっぱり大変だったと思います。

ボールメーカーの方に訊いたことがありますが、内圧を均等にしたり、重心がぶれないようにしたり、ボール作りってかなり高度な技術が必要で、しかも今回の改正にもあったように、スピードが出すぎてラリーが切れないよう内圧を低めるとか、魔球にならないようにするとか、色々考えてオプションをつけてくわけですから、結構プレー勘を左右する大切な要素なんだと思うんですよね。

しかし、今から五輪までに換えるのか……たいへんだな……。

4年前のアテネでは、初日に行ったら体育館とトラムを結ぶ通路とかまだ工事中でぶっ飛びましたけど、今回も色々恐ろしいことになりそうですよね……。


人数に関しては、このルール(リベロ)ができた当初から、リベロ分規定人数を増やして、そしてリベロも控えを作るべきだ!と常々主張してきたので、「よしよし」という感想ですけど。

だって一人怪我したらほぼ終わりの専門職(一応他の選手が臨時でなれますけど、「リベロ舐めてもらっちゃあ困るよ(byコテツさん)」ですから)ってちょっとルール的に未成熟だなーと思いましたからね。
これで、一人はディグが、一人はレセプションが得意なリベロを……ってことができるようになるでしょう。
今までは、いかに一人がそれを兼ね備えるかということが大事だったわけですが。

あとは、後進の育成にも大いに関係しますよね。控えがないポジションだと、どうしても世代交代しにくい。経験がものを言うポジションでもあるから。

こちらはなかなか楽しみです。
ついでに、センターとしか換えないんじゃなくて、バックアタックほとんどやらないサイドアタッカーと換えてみるとかいろいろやってもいいんじゃないですかね?