フルセット2試合
VBWスタッフのTです。お久しぶりです。
私の今季Vプレミア初取材は、12/16の神奈川会場でした。
なんと、2試合ともフルセットにもつれこむとは……!
大変遅くなりましたが、会見コメントをUPしておきますね!
■第1試合 岡山3-2デンソー
○デンソー
・達川監督
我々のミスが多かった。相手はきちんとしたバレーをしてきたと思う。
ブロックとディフェンスの関係を強化しているが、今日はつなぎが悪く、センターも機能していなかった。
新外国人のロンドン選手は25日まで五輪予選があり、27日に来日予定。いつから出場するかは本人の体調を見て決めたい。
○岡山
・河本監督
ある意味似たチームカラー同士の対戦だった。我々はパワーがない分、粘りと我慢が必要だった。
我々は後半リードをしながら負けるクセがあるが、今回はうちの方が失点が多かったにもかかわらず、デンソーさんがチャンスをくれて、勝つことができた。
若浦のケガがあり、レフト陣がどう頑張るかと思ったが、神田が体調が万全でない中、頑張ってくれて、それにみんなが引っ張られた。村田や小林も最後まで調子を維持してくれて、若手の小林の大きなミスが出なかったことも逃げ切れた要因ではないかと思う。
チームとしては力が出せてなかった印象。ブロードのキレもなく、粘りがあまりなかった。
負けている時も、応援している人が「気持ちで攻めてる」と思ってくれるようなチームを目指したい。
・岡野選手
中盤のミスはいつもやってしまうクセ。ゲームの中で乗り越えなければならないと思った。
リズムをつかみかけている時に相手に得点を与えてしまうのは悪いクセなので、反省している。
試合中は切り替えて何をするかを考えながらプレーした。
・山口選手
前日、相手にチャンスを与え、勝てそうな試合を落としてしまったので、ミスした後、次に何ができるかを考えてプレーした。
■第2試合 トヨタ車体3-2NEC
○トヨタ車体
・谷口監督
どちらに転ぶかわからない試合だったが、1点1点の積み重ねがひとつの勝利を生むと信じて戦った。目の前の1点を取りに行こうと頑張った結果、勝利につながったと思う。
ようやく葛和総監督がいつも話している「ひとつのボールに対する執着心」という思いがチームに浸透してきたかな?という気がする。
ジョインズは10日に合流。時差ボケもあり、3日間しか合わせていないので、今回は2日間とも今までのメンバーで行こうと思っていたが、機会があればジョインズも使うと選手にはあらかじめ話してあった。
ジョインズ加入のきっかけは、ワールドカップ前にアメリカチームが合宿に来て、3セット練習試合を行ったこと。ブロックのしつこさ、正確さを見て、我々のレシーブと合わせれば勝負できると思ったため、スカウトした。
センター線が弱いところがあるので、センターを積極的に使うトス回しを指示し、来週からはセンター・ライトが機能するよう調整していきたい。
我々のチームは、スター選手がいないので、チーム力が大事。全員の思いをひとつに戦っていきたい。
・ジョインズ選手
ワールドカップ中にひざを傷めたため、大会後、2週間半くらい帰国し、休みをとった。現在は時々痛むが、かなりよくなっている。バレー選手はひざを傷めている選手が多いので、今回はその気持ちがよくわかった。
日本のリーグを経験するのは初めて。ゲーム展開が速く、ハード。レシーブもいいので、ポイントを取るのが大変だと感じた。
日本人は熱いハートを持っているので、参加させてもらい、光栄に感じている。トヨタ車体も強い気持ちで練習しているよいチームだと思う。
○NEC
・吉川監督
我々の粘り負け。どちらがとってもおかしくない、緊迫したゲームだった。
課題は見えているので、いろんな形で見直し、初心に戻って立て直したい。
特に、昨日・今日の試合は失点が20~30点と非常に多かった。失点を「なくす」というよりは「防ぐ」ことができるはず。それをチームプレーの中で修正していきたいと思う。
・泉選手
初めてのフル出場だったが、声と元気でチームに貢献したいと思って戦った。
自分の持ち味はパワーだと思うので、これからもそれを生かしていきたいと思う。
・エリン選手
(陸上とバレーの両立について)
ケガをしない体に恵まれて、両立できている。
走り高跳びはブロードジャンプと似ている。アプローチの仕方と入り方が変わらないので、相互に生かされている。
私にとって、陸上とバレーを両立することは、メンタル面での切り替えができ、ずっと同じことをするよりもバランスがよいので、ずっと両方続けていきたいと思っている。
NECのホームゲームのセット間は、こんな映像も流れました











