FIVBワールドグランプリ2007記者会見
VBWスタッフのTです。お久しぶりです!
JVAサイトほかで既にご存知かと思いますが、去る7/26にワールドグランプリ出場選手14名発表記者会見がありました。各週、この14名のうち12名がベンチ入り。毎週1名のメンバー変更が認められているというシステムで、各週ごとのメンバー構成が注目されます。
会見出席者の何人かにコメントをいただきましたので、UPさせていただきますね。
■柳本晶一監督
現在のチームの状態は75%ぐらい。海外遠征では、新戦力を試してきました。
ワールドカップに向けて、このグランプリをどう戦うかが非常に重要。センター線やリベロを充実させ、栗原、木村らのレフト線がそれぞれ最高のパフォーマンスをすれば、強敵且つハードスケジュールな日程ながらも、ある程度の戦いができるのでは?と期待しています。
■竹下佳江選手
今できることを精一杯やって、よいパフォーマンスができたら、と思っています。
■多治見麻子選手
過去の全日本とは違った角度からチームに貢献できたらと思っています。99年の最後の方はケガに泣き、みんなとは別メニューの練習をしていたのに、今は若い子と同じメニューでできる。そういう体が今あることに感謝したいです。本当に、1年前には思ってもいなかったチャンス。バレー人生の終盤に来て、ありがたいことだと思っています。現在、大きなケガはありませんが、ケガしないように気をつけたいですね。
エリツィン杯ではライトに入り、現在はライト・センターの2ポジションを練習しています。実は試合の前日にライトに入るように言われ、ぶっつけ本番でした(苦笑)。ライトは葛和監督時代にも少し経験しましたが、1日や2日では完成することのできない難しいポジション。どれだけできるかわからないし、今後、センターとどちらで出場するのかもまだわかりませんが、頑張りたいと思います。
■佐野優子選手
現在のコンディションは絶好調というわけではないのですが、グランプリ本番でピークに持っていけるようにしたいと思っています。チーム全体の守備の調子の良し悪しが、そのままリベロである私の調子につながっていると思うので、常に安定した守備でプレーできるよう、心がけていきたいです。
今日(7/26)、誕生日を迎え、28歳になりました! 昨日、テン(竹下)さん、サキ(先野)さん、カナコ(大村)さん、ワンジョ(小山)が私の部屋に来てくれて、プチパーティーをしてくれました。うれしかったですね。
いつの間にか、年齢的にもベテランの領域に入ってきましたが、やはり、フランスで誰も頼る人のいない、言葉もわからない環境でやってきたことが自信につながりました。何より、自分で考えることができるようになったことが大きかったです。そして、Vリーグと黒鷲旗での優勝でさらに自信がつき、よい状態で全日本復帰を果たせたことは本当によかったと思っています。
■庄司夕起選手
初の全日本入りで、初めてアウェイで国際試合を経験してきましたが、意外に緊張することなくプレーできました。パイオニアでも全日本でも、場所が変わっても、自分がやるべきことは同じというポリシーを持ってやってきたおかげかもしれません。そういう意味では、試合に出るか出ないかということも、あまり意識していません。ただ、自分が出た場合を常に考えながら行動していました。高さとパワーが国内の試合とは違うということも、もちろん、考えながらプレーするようにしていましたね。
パイオニアOGで高校の先輩でもある吉原知子さんからも、チームにいるときにたくさんのことを学びましたが、それも現在の全日本での戦い方に生かされているかもしれません。
ワールドグランプリは私にとって、初めての全日本でのホームゲーム。自分の持ち味はスピードと機動力だと思っているので、それを生かして、自分の役割が果たせるように勘張りたいです。
■荒木絵里香選手
今回の全日本はセンターの選手が多いことが特徴ですが、海外遠征ではたくさんの出場チャンスを与えていただきました。にもかかわらず、私の状態があまりよくなくて、みんなに迷惑をかけたこともしばしば。ミスが多く、当たり前のプレーができていなかったことが悔やまれます。ただ、自分がそういう状態のときに、いかに我慢して戦うかということは学べたと思います。
貝塚合宿では自分を追い込んで練習できたので、コンディションは上がってきていると思います。あと1週間で整えて、試合に出たときにチームのプラスになれるようにプレーしたいですね。A・Bクイックとブロードをバランスよく組み合わせて打ち、2段トスが上がってきたときにも、しっかり決められるように…ということを目標にしています。
■栗原恵選手
1戦1戦を大切に戦っていきたいです。私は自分のことをチームのエースだと思っているわけではなく、どれだけできるのかわかりませんが、試合に出場したら、自分の役割をしっかりやっていきたいと思います。
☆おまけ?
楽しそうに会話している櫻井選手と小山選手。いつの間にこんなコンビが…!?
「私、去年の全日本をテレビで見ていて、この子は気が合いそうだと思ったんですよ」と櫻井選手が言えば、「お互いに『バカじゃねーの?』とか言い合える仲なんです」と、先輩に対するとは思えない(?)小山選手の発言も飛び出しました。
「先輩後輩は関係ないの?」と質問してみたところ、「私、自称26歳ですから!(笑)」という櫻井選手。99年から全日本内でムードメーカーとして活躍してきた櫻井選手のキャラは健在なようです。
