ワールドリーグアメリカ戦4日目
前日のあまりのスコアにびびりながらリレーつばめで熊本にやってきたわたくしです。
ていうかもう次の日なのですが、悪天候のため熊本からの便が欠航になったり満席だったりしたので、博多に戻って一泊しました。
博多に来るといつも行くもつ鍋やさんでもくもくもつ鍋を食べたりとか。まあそれはいいんですけど。
本題になかなか入りたくないのは、えー、皆さんすでにご存じの通りスト負けだったからです。
内容は前日よりはかなりましだったらしいんですけどね。
実際、石島も言ってましたが「どんな状況になっても、最後まであきらめないという気持ちはみんな持ち続けられたから、そのことは評価したい」と。それは、見ていても伝わってきました。
3セット目なんかは8点のも16点のも日本がリードしてテクニカルタイムアウトに入れたんで、千葉が言ってたように「あと少し、1と1点2点を20点以降に先に取れるチームにならなければならない」。その通りだと思います。
千葉のコメントもカットもだんだん落ち着いてきたのでまあよかったなと思いましたが、彼の大きな持ち味であるサーブとスパイクがねえ……。
まだまだ苦しんでいる感がありました。
苦しんでいると言えば石島。大会序盤は結構調子よかったようなのですが、今は少し苦しんでますね。
でも、やけっぱちスパイラルにはならないよう自戒しているようなので「石島も必ず戻ってきてくれると信じていますby植田監督」。
越川はイタリア戦勝利以後、完全に調子を取り戻したようです。
昨日も硬軟使い分けたサーブでポイントを取り、スパイクも2005年のキレと思い切りの良さが戻ってきました。
顔つきも、当時の不敵さを取り戻してきたので、人気も出るでしょう。バレーを愛するメディアの末端のヒトとしては、スターは是非存在して欲しいので。。。頼みますよ。
ワールドカップが楽しみです。長いスランプだったけど、脱出できて本当に良かった。
一番大事なのは五輪切符なので、そこまでにガス欠しないようにもたせてね。
直弘。
山本隆弘が見に来てたんだけど、少し意識しすぎたかな?
本人も「急に意識しちゃって…」
いや、ライバルなのは前からだから。まあそのあたりが彼のいいところなんでしょうけども。
高さと技の隆弘、早さの直弘という2タイプのオポで、お互い競い合ってほしいです。1人に絞るかどうかは、ベンチワークの考え方次第ですけどね。
川浦
大竹コーチの指導のたまものか、以前全日本にいた頃に比べると格段にブロックが良くなった。
コフコフの間に割り込めるかどうかは、今後の活躍にかかっています。
トミー
ういういしさはもちながら、すでにすっかり中心選手の一人なのは東レにいるときと同じ。
ただ、植田監督も懸念していましたが、やはりサイド出身だからスイングがあんまりコンパクトじゃなくてクイックが遅めなんですよね。サイドの時もわりと回す感じのフォームの子だなあと思って見てたくらいなので、よくセンター攻撃でちゃんと対応できてるなと。この辺の順応力の高さは、彼の持ち味の一つでしょうね。
写真のおまけはアメリカのルーニー選手。
なんか見るたびに今田君を思い出すのです。
似てません? 似てないか。
本物の今田君はピンが全然合ってないぼけた写真しかなかったので比較できないんですけど…
20点以降の我慢のしどころで、先にミスを出さないように、イージーボールの処理についてはほんとにほんとに、精度を高めてください。まあ皆さん自分たちですでにお気づきだったので、1週間でどれだけ修正できるか期待。
そんじゃまた!




