セミファイナル女子2日目(第2試合) | バレーボールワールド     中西美雁の日々是排球

セミファイナル女子2日目(第2試合)

続く第2試合は、JTと武富士の対戦。

こちらも第1試合同様、セットカウント3-1。第1セット、武富士は新人の石田やキャプテン内藤などの活躍で25-18と先取。第2・3セットもそれぞれ23点までJTを追い詰めました。しかし、第4セット、JTは今シーズン好調の谷口やケニーのスパイクが炸裂。25-19で武富士を退けました。


エステス

JT勝利



以下、会見コメントです。


内藤「どうしても勝ちたい1戦だったのに、このような結果となり、悔やまれる。JTにはレギュラーラウンドでも負け越していたので、勝ちたかった。技術面で向こうが勝っていたと思う。少しずつ、すべてのプレーにおいて、みんな何かが足りないと感じながらやっていた。ブロックが機能せず、ワンタッチがとれないこともそのひとつだった」


石原監督「優勝争いに加われなくなり、非常に残念」

内藤と石原監督


寺廻監督「1セット目はサーブで崩され、一方的にやられてしまったが、2セット目以降、自分たちのリズムでできたと思う。センター戦が今ひとつ機能していなかったため、江藤を久保に代えた。江藤は決して悪くなかったが、久保はこれまでもムードメーカー的な活躍をしてきたので、沈滞ムードを変え、カンフル剤になるようにとの思いから、起用した。1日しかないが、明日のパイオニア戦に向け、準備したい」

寺廻監督


谷口「もう後がない状況だったが、2セット目から気持ちの切り替えができた」


竹下「とにかく昨日の試合で何もできなかったので、自分たちのバレーがしたかった。4強に残るチームはどこもそれぞれしっかりとした対策をしてきているので、難しさを感じるが、明日も全員で勝ち切りたい。セミファイナルはレギュラーラウンドでの勝率が関係ないので、目の前の1戦を全力で戦いたい」

竹下と谷口

                                                                      (以上、文責T)