プエルトリコ戦勝利
。
勝利の瞬間
山本ミックス
今日は本当に勝ててよかったです。最後自分で決められて最高です。大砲復活?それはまだまだです。はい。2セット目の後、監督にいろいろと叱咤激励されたんですが、自分も負けず嫌いなんで、このまま終われない、やるしかないと思い切り行きました。3セット目はちょっと押されてしまいましたが、その後開き直って行くことができました。世界バレーのメンバーに選んでもらえて、試合に出してもらえて、本当にありがたいと思っています。そしてその試合で勝てて嬉しく思っています。
日本記者会見
山本
欲しかった2勝目があげられて良かったと思います。昨日ミーティングでチーム、スタッフが一丸となって、厳しい練習を乗り越えてきたことを思い出して、とにかく明るく、点を取ったら喜びを表していこうと話し合いました。
サーブについては、今日はそんなに強く打っていないんです。自分の後が石島、越川と強いサーブだし、前はブロックが低くて大変ですから、自分のところでミスしてしまうと続く石島、越川が勝負にいけなくなってしまいますから狙って、しかもミスしないように意識して打っていきました。4セット目16点は監督の指示で思い切りいきました。
4セット目後半ですが、打ち合いになったからどうと意識はしていなかったです。ただ、ソト選手には絶対負けられないつもりでやりました(笑)
千葉
1,2セットはレセプションがしっかり返っていたのでクイックを絡めて様々な攻撃をしかけていけたのですが、やはり、3セット目サーブレシーブが乱れだしてから相手のペースでゲームを展開されてしまったのがターニングポイントだったと思います。4セット目も最初リードしていたのにリズムが崩れてしまったり。ただ、今日はそこで終わってしまうことなく粘りを出せたし、最終的には勝つことができたので良かったと思います。
自分自身としてもスタメンで出続けて、チームをまとめる…というか攻守、精神的にチームがかみ合うよう努力していけたのではないかなと思います。集中力は…サーブカットで僕が切れたとこもありましたけど。
リーダーシップに関しては僕は僕なりのカラー、やり方があり、荻野さんと同じことをしても、それはマネにしかならないと思います。昨日の反省を生かしてやれたのは良かったです。
山村
今日はお互いにフォローしあってプレー出来ていたと思います。ただ3セット目にコンビミスが出てしまったりしたのが痛かったですね。セットを落とした原因の一つになってしまったと思います。
ただ、全体としてはミスの少ない試合だったのではないかと思います。どのチームも力が拮抗しているので、ミスのあるチームから削られていく訳ですから、やはり如何にミスを少なくしていくかが今後のポイントになると思います。
朝長
まずどうしても欲しかった2勝目があげられて良かったです。1,2セット日本はリズム良く点が取れていたんですが、3セット目以降データをもとにしたコーチからの指示に従って速攻に絡めて時間差にいくつもりだったんですが裏目に出てしまい、そうする内にサーブレシーブのリズムが崩れて取られてしまいました。4セット目は途中から捕まりましたが最後は勝ててよかったと思います。
荻野
1人1人の個性をうまく使ったゲームが出来たのではないかと思います。相手のセンターの7番のクイックが決まっていたんですが、齋藤が2回コミットで止めたことが後にも影響したりとか、個々人の特性を生かしたプレーが良いところで出たのがよかったと思います。
植田監督
プエルトリコのデータから、ミスの多い相手だと判断していました。相手のミスを待っていたわけではないのですが、今日はプエルトリコのミスは少なく、苦戦を強いられました。
2セット終わったときに山本に注文をつけたのですが、決まった後、または決められなかった後、どう振る舞うのか、エースとしての姿を見せろと言いました。途中から彼らしいプレーが出来てエースらしいことができたし、彼としてもひとつ抜け出せたのではないかと思います。越川も良いプレーができましたが、相手のレシーブもよくてなかなか点に結びつきませんでした。石島にはサーブレシーブでもう少し我慢できるようになれと話をしました。
ブロックについては、特に12番はレフト側は若干早く、ライト側はやや遅めに来るので、滞空力もあることだしブロックの出だしのタイミングを指導したのですが、他のプレイヤー…1番とかのイメージがだぶったりしてなかなか難しかったようです
またセッターについてはクイックを多く使うために真ん中を使うのがややうまい朝長で行くことにしていました。
ごっつもごっつとか言われていますが(笑)まだまだ若いし経験も足りない。若手代表として越川と石島両方がんばってもらいたい。

主砲復活。
2年前の悪夢から、この日まで長い道のりだった。4セット目には会場DJと関係なく声援が自然に沸きあがる。
序盤はトスの本数が少なく、2段トスしか来ない状況だったが、モチベーションを維持し、最後は見事エース同士の打ち合いに競り勝った。

北川によれば「ちんぴらみたいなフォーム」らしいが(ちんぴらがスパイクを打つのかどうかは北川に訊かれたし)、苦しい場面でよく決めていた。
昨日の反省を生かし、キャプテンシーも発揮。サーブで狙われても自分で取り返して流れを引き寄せた。

序盤からセット終了間際の緊張感を強いられる場面まで、常に良いサーブを放っていた千葉。この試合のサーブ本数はなんと27本。他の選手が多くて大体17本や15本なので、いかに千葉のサーブが効果的だったかが分かる。

ごっつにかわって途中出場の越川
「嬉しいし、なんていうかやっとちゃんと仕事できてほっとしました」

試合の経過を見守る大先輩

ワンポイントブロッカーとして登場

千葉がサービスエースを決めた直後にハグする朝長

アウトサーブをよける津曲選手。いつもにもまして機敏な守備が光っていた。

おまけ。山本が「ソトは松下に来る外国人選手なので、絶対こいつだけには負けるものかと思ってやりました」とちょっと冗談ぽく付け加えたところ、「今考えたやろ」と破顔していた植田監督。「違いますよ」と笑顔で答える山本選手に荻野主将が「ほんなら試合の最中に考えたんやな」とつっこみ。
普段ならともかく、会見でこんな笑顔を見せるのは大変珍しいこと。

勝利の瞬間
山本ミックス
今日は本当に勝ててよかったです。最後自分で決められて最高です。大砲復活?それはまだまだです。はい。2セット目の後、監督にいろいろと叱咤激励されたんですが、自分も負けず嫌いなんで、このまま終われない、やるしかないと思い切り行きました。3セット目はちょっと押されてしまいましたが、その後開き直って行くことができました。世界バレーのメンバーに選んでもらえて、試合に出してもらえて、本当にありがたいと思っています。そしてその試合で勝てて嬉しく思っています。
日本記者会見
山本
欲しかった2勝目があげられて良かったと思います。昨日ミーティングでチーム、スタッフが一丸となって、厳しい練習を乗り越えてきたことを思い出して、とにかく明るく、点を取ったら喜びを表していこうと話し合いました。
サーブについては、今日はそんなに強く打っていないんです。自分の後が石島、越川と強いサーブだし、前はブロックが低くて大変ですから、自分のところでミスしてしまうと続く石島、越川が勝負にいけなくなってしまいますから狙って、しかもミスしないように意識して打っていきました。4セット目16点は監督の指示で思い切りいきました。
4セット目後半ですが、打ち合いになったからどうと意識はしていなかったです。ただ、ソト選手には絶対負けられないつもりでやりました(笑)
千葉
1,2セットはレセプションがしっかり返っていたのでクイックを絡めて様々な攻撃をしかけていけたのですが、やはり、3セット目サーブレシーブが乱れだしてから相手のペースでゲームを展開されてしまったのがターニングポイントだったと思います。4セット目も最初リードしていたのにリズムが崩れてしまったり。ただ、今日はそこで終わってしまうことなく粘りを出せたし、最終的には勝つことができたので良かったと思います。
自分自身としてもスタメンで出続けて、チームをまとめる…というか攻守、精神的にチームがかみ合うよう努力していけたのではないかなと思います。集中力は…サーブカットで僕が切れたとこもありましたけど。
リーダーシップに関しては僕は僕なりのカラー、やり方があり、荻野さんと同じことをしても、それはマネにしかならないと思います。昨日の反省を生かしてやれたのは良かったです。
山村
今日はお互いにフォローしあってプレー出来ていたと思います。ただ3セット目にコンビミスが出てしまったりしたのが痛かったですね。セットを落とした原因の一つになってしまったと思います。
ただ、全体としてはミスの少ない試合だったのではないかと思います。どのチームも力が拮抗しているので、ミスのあるチームから削られていく訳ですから、やはり如何にミスを少なくしていくかが今後のポイントになると思います。
朝長
まずどうしても欲しかった2勝目があげられて良かったです。1,2セット日本はリズム良く点が取れていたんですが、3セット目以降データをもとにしたコーチからの指示に従って速攻に絡めて時間差にいくつもりだったんですが裏目に出てしまい、そうする内にサーブレシーブのリズムが崩れて取られてしまいました。4セット目は途中から捕まりましたが最後は勝ててよかったと思います。
荻野
1人1人の個性をうまく使ったゲームが出来たのではないかと思います。相手のセンターの7番のクイックが決まっていたんですが、齋藤が2回コミットで止めたことが後にも影響したりとか、個々人の特性を生かしたプレーが良いところで出たのがよかったと思います。
植田監督
プエルトリコのデータから、ミスの多い相手だと判断していました。相手のミスを待っていたわけではないのですが、今日はプエルトリコのミスは少なく、苦戦を強いられました。
2セット終わったときに山本に注文をつけたのですが、決まった後、または決められなかった後、どう振る舞うのか、エースとしての姿を見せろと言いました。途中から彼らしいプレーが出来てエースらしいことができたし、彼としてもひとつ抜け出せたのではないかと思います。越川も良いプレーができましたが、相手のレシーブもよくてなかなか点に結びつきませんでした。石島にはサーブレシーブでもう少し我慢できるようになれと話をしました。
ブロックについては、特に12番はレフト側は若干早く、ライト側はやや遅めに来るので、滞空力もあることだしブロックの出だしのタイミングを指導したのですが、他のプレイヤー…1番とかのイメージがだぶったりしてなかなか難しかったようです
またセッターについてはクイックを多く使うために真ん中を使うのがややうまい朝長で行くことにしていました。
ごっつもごっつとか言われていますが(笑)まだまだ若いし経験も足りない。若手代表として越川と石島両方がんばってもらいたい。

主砲復活。
2年前の悪夢から、この日まで長い道のりだった。4セット目には会場DJと関係なく声援が自然に沸きあがる。
序盤はトスの本数が少なく、2段トスしか来ない状況だったが、モチベーションを維持し、最後は見事エース同士の打ち合いに競り勝った。

北川によれば「ちんぴらみたいなフォーム」らしいが(ちんぴらがスパイクを打つのかどうかは北川に訊かれたし)、苦しい場面でよく決めていた。
昨日の反省を生かし、キャプテンシーも発揮。サーブで狙われても自分で取り返して流れを引き寄せた。

序盤からセット終了間際の緊張感を強いられる場面まで、常に良いサーブを放っていた千葉。この試合のサーブ本数はなんと27本。他の選手が多くて大体17本や15本なので、いかに千葉のサーブが効果的だったかが分かる。

ごっつにかわって途中出場の越川
「嬉しいし、なんていうかやっとちゃんと仕事できてほっとしました」

試合の経過を見守る大先輩

ワンポイントブロッカーとして登場

千葉がサービスエースを決めた直後にハグする朝長

アウトサーブをよける津曲選手。いつもにもまして機敏な守備が光っていた。

おまけ。山本が「ソトは松下に来る外国人選手なので、絶対こいつだけには負けるものかと思ってやりました」とちょっと冗談ぽく付け加えたところ、「今考えたやろ」と破顔していた植田監督。「違いますよ」と笑顔で答える山本選手に荻野主将が「ほんなら試合の最中に考えたんやな」とつっこみ。
普段ならともかく、会見でこんな笑顔を見せるのは大変珍しいこと。