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に、ピクリと伊勢が反応する。
「あんたには関係ないやろ?」
「???大あり。新鋭戦艦が旧式戦艦に評価負けするなんて言語道断」
「武蔵。別に僕は大和型がかっこ悪いとは言ってないだろ?」
「???なら訂正して。旧式戦艦が新鋭戦艦に引けを取らないって事を」
「旧式旧式ってやかましいわぁッ!」
「???旧式」
 無表情の武蔵とむぐぐと怒る伊勢が睨み合う。かなり珍しい組み合わせだ。
「ちょっと二人とも!」
 翔輝が仲裁に入り、ようやく二人は離れる。
「相変わらず大変そうだな」
 苦笑しながら近づいてきた翔鶴。その顔はなんとも楽しそうだ。
「ははは、翔鶴ほどじゃないよ」
 翔鶴の同情の眼差しに翔輝は苦笑いする。
「私はそんなに苦労はしてないぞ」
「でも機動部隊旗艦って役柄は疲れるでしょ?」
「うぅむ。それはまぁそうだが」
「お疲れ様」
「あ、あぁ」
 翔輝の優し過ぎる言葉に闘将翔鶴は押される。そんないつもと違ったちょっとおもしろい翔鶴を飛鷹が笑いながら見詰める。
 一方、瑞鶴は必死に大和を励ましているが、大和の表情は暗いままだ。
「大和。元気出してよ」
「うん???」http://www.826bc.com/
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 うつむいたままの力のない返事に瑞鶴はため息する。
「大和。元気ないね。どうしたの?」
 伊勢と同じく航空戦艦として生まれ変わった日向が心配そうに大和の顔を覗き込む。
「何でもありません」
「でも???」
「ほっといてください!」
 大和は日向から視線を逸らす。視線を逸らされた日向は瑞鶴と目を合わせてため息した。
 白と黒。光と闇。陰と陽。正反対の雰囲気の艦魂達に、混乱する者も多くいた。
 一体自分達がいない間に何が起きたのか。機動部隊の面々はこの異常な展開に不思議そうに首を傾げる。その時、
「みんなどうしたの?」
 明るい声が響いた。それはこの対立の原因となった男ののん気な声だった。
「坂井さん」
「大和? どうしたの?」
 坂井は大和の表情を見て心配そうに彼女に近づく。その瞬間、武蔵の身体から殺意に近い危険なオーラが放出した。
「どうしたんだ? 大丈夫か?」
「はい。大丈夫です」
「そうか。なら、俺を機動部隊の艦魂達に紹介してくれよ」
 笑いながら言う坂井に、大和は複雑そうな顔で翔鶴達を見詰める。その瞳は困っているようだ。
 突然の坂井の登場に機動部隊の艦魂達は困惑する。そんな一人である翔鶴は横にいる長門に声掛ける。
「長門、あいつは何者だ?」
「さっき話題に出てた大和の新しい男――坂井昇航海少佐よ」
「???あいつが」
 翔鶴は睨むようにして坂井を見詰める。その先にいる坂井はこの場の雰囲気にはあまりにも場違いなにこやかな笑みを浮かべている。
「君達が機動部隊の艦魂? 初めまして。この前『大和』に配属された坂井昇航海少佐だ。よろしく」
 坂井は屈託のない笑みを浮かべる。だが、機動部隊の艦魂、特に空母達からの反応は厳しいものだった。
「私個人としては長谷川の方がいいと思うが」
「私もよ」
 長門と翔鶴は坂井を睨む。その視線に気づいたのか、坂井は苦笑いする。
「あれ? なんか歓迎されてない?」
 坂井は翔鶴から視線を逸らす。すると、その視線の先には翔輝達がいた。
「長谷川。両手に花をして何やってんだ?」
 突然坂井に声を掛けられた翔輝は焦る。
「あ、いや、その???」
「見た事がない子がいるな。誰だ?」
「あ、こっちが戦艦『伊勢』の艦魂で、こっちが空母『隼鷹』の艦魂です」
「ほぅ、機動部隊の艦魂か。俺は坂井昇航海少佐だ。よろしくな」
 坂井は優しく笑い掛けるが、二人は警戒心バリバリで翔輝の影に隠れて坂井を見詰める。
「あ、あれ?」
「???残念。貴様に友好的なのはそこでアホ面している愚姉