キリンHDについて

 キリンHDはみなさんご存じ、大手の飲料メーカーです。ビールや午後の紅茶といった飲み物を販売しています。
 業績は比較的好調で、増配銘柄としても有名。権利確定月は6月と12月というやや変わった銘柄です。たいていは3,9月ですからね。
 公式HPを見ると、配当金の推移が明らかになります。2012年に29円だった配当金は2020年には65円にまで増加しています。
 株主比率は金融機関、個人・外国人の順番で多く、個人と外国人だけで50%弱となります。
 

下落気味の株価はチャンスか

買い時かどうかはいまいち不明ですが、よこよこで推移していた2000円台を割って1900円台へ入りました。
業績は悪くないと思いますので、地合いの問題かと思います。手数料や上昇等を考えると、単元を買うのには20万円ほどかかりそうです。
おおよそ40日の営業日があると考えると、一日2~3株ずつ買付けていくと権利確定までに単元化できそうです。
1株2000円ですから、4000円~6000円程度を定額積立していくとドルコスト平均法によって取得額が安定するでしょう。
 
過去一年間の推移をみると、2020年10月27日の株価は1977円、本日2021年10月27日の株価は1979円と若干の上昇です。
過去5年間の推移をみると、2016年10月28日の株価は1810円でしたので、約10%も上昇していることになります。
年初来はマイナスですが、大きなスパンで見ると上昇傾向にあります。
ちなみに2000年の10月26日は1080円でしたので、右肩上がりの株価には違いありません。
 

積み立てていくときの注意点

 

積立を行う上で注意しておくことがあります。

下落時も積立をすること。

下落時は明日のほうが安いだろうと思い買いを控えがちですが、明日安いかどうかはわかりません。

上昇時も明日も上がるだろうと思いがちですが、わかりません。

いつ何時も、落ち着いた積立を心がけましょう。

また、まとまった額を持っており、一括で購入する場合も注意です。指数の場合はとくにアメリカだと右肩上がりが容易に想像できます。

しかし日本株の個別だと、アメリカ指数よりはるかに確定できません。

指値を低く設定して、株価の動向をチェックしましょう。

 

優待について

 キリンは優待を実施しています。利回りは低いですが、飲料系をまとめて送ってくれます。
詳しくは下記HPをご覧ください。