心の支えの高配当

 株価下落によって割安感が増加している日本株ですが、それに伴い高配当となっている株もちらほら見かけてきます。
そこで、高配当ETFから上位10銘柄を選択して軽く紹介をしていこうと思います。
今回用いるのは野村日本株高配当70というETFです。そこから上位10銘柄を選択していきます。
上位10銘柄を選定しているのは9月末ですが、ブログを書いているのは10月上旬ですのでご注意ください。
 

さっそくみていく

 エクセルで軽く表を作ったのでこちらにはっておきます。
 
金融業が多く、化学、機器、資材、エネルギーと続きます。利回りはエネルギーや化学がトップ層を占めていますが全体としては3%以上の配当利回りです。
すべての銘柄を100株ずつ買っていくと200万以上、配当金は年間7.5万以上となり利回りは3.59%です。
ETFの利回りが3.3%ですので上位層だけだとやはり高いですね。
基本的に大手が10銘柄を占めており、オリックスやUFJ等は高配当としても有名です。
そのほかの各銘柄も概ね業績はよく、業績悪化による配当利回りの上昇はなさそうです。
 

増配について

 続いて増配率についても見ていきます。IRバンクを使って非減配及び増配していた期間を調べます。
INPEXは2010年から2019年まで非減配を続けコロナで減配、今期は前回より3円高い配当を予定しています。
住友化学は2013年から非減配及び増配をしていますが直近では減配傾向にあります。
三菱ケミカルHDは2010年から2019年まで非減配及び増配をしていますが直近では減配傾向、前年維持にあります。
AGCは2013年から現在まで減配はなく非減配及び増配をしています。
セイコーエプソンは2014年から現在まで減配はなく非減配及び増配をしています。
ヤマハ発動機は2016年から2019年までは増配傾向にありましたが2020年は減配をしています。
あおぞら銀行は2010年から2017年までは増配傾向でしたが近年は不安定で直近は減配をしています。
三菱UFJFGは2010年から現在まで非減配及び増配をしています。
オリックスは2010年から現在まで減配はなく非減配及び増配をしています。
第一生命は2011年から現在まで減配はなく非減配及び増配をしています。
 
気になる銘柄があれば別途詳しく取り上げ記事にしていきます。
 個人的には第一生命、AGCあたりが気になりました。オリックスは定番ですので、あえて記事にしても意味がないような気がします。
みなさんは気になる銘柄はありましたか?
 
それでは次回のブログでお会いしましょう。