免責・参考

本記事は以下2つのサイトを参考にしており、株式の購入及び売却を推奨する目的で作成していません。売買についての判断はご自身で行ってください。

増配発表について

適宜開示によって増配発表が行われました。
中間20円(配当済み)、期末20円の計40円が、中間20円、期末111円の計131円へと大幅増配を発表しました。
 
増配の内訳については、20円にプラスされた部分の91円は特別配当ということになっております。
増配理由は扶桑電通の定める株主還元方針にあります。扶桑電通は配当性向35%を目安としており、今期の業績が好調だったことから増配を決定した模様です。
 

事業内容について

 扶桑電通は情報通信技術を応用したシステム開発、設備開発、コンサルティングなどを手掛けている会社です。
 アプリ開発やマイナンバーカード事業、基盤構築、クラウドなどを手掛けるほか、運用や保守業務も行っています。

業績について

 増配についての記事ですので業績は簡略的にお知らせをします。
時価総額:106億円
ROA:3.98%、ROE:10.7%、配当利回りは4.28%、2021年9月10日株価:3060円
 
続いて財務及び業績について
総資産は245億円、利益剰余金は60億、有利子負債は3.8億円となっております。
利益剰余金は年々増加傾向、有利子負債は減少傾向にあります。
2020年9月期時点での有利子負債倍率は4.32%と前年と比較すると1.51%も少なくなっています。
自己資本比率は33%程度を推移しており、急激な増加減少はない模様です。20年9月期時点では35.8%になっています。
 
配当について
配当は2016年の40円から連続増配をしています。配当性向は2018年9月期を除いて約35%と還元方針に沿った還元をしています。
EPSが21年9月期では371円となっていますから、35%程度を推移しており、扶桑電通にとっては特段、珍しいことではなさそうです。
 
業績について
増配を下支えする利益についてです。
営業利益は2018年に赤字転落をしますが2019年から増加をしています。21年9月期予想は14億と前年同期比で53%の増加です。
 
参考に5日(短期)、1年、5年株価推移を掲載しておきます。
 
【追記】
扶桑電通は株式分割を実施しましたため、分割後のチャートを追加で張り付けておきます。
株式分割は1つ1000円の株を2つで1000円(1株500円)にするようなもので単に割り算の話です。チャート動きには影響はありませんのでどちらをみても構いません。
 
分割後の5年チャート
 
分割後の1年チャート
 
 
それでは次回のブログでお会いしましょう。