8月の権利確定
8月も終盤に入りました。27日に権利確定を迎えますが、日経の動きは軟調です。
今回は、高配当、優待銘柄を1つご紹介しようと思います。10万円未満で購入できますので、おすすめです。
免責・参考
本記事はIRバンク、当該会社HPを参考にしています。単なる事実提示ですので、購入による株価下落、配当減配、優待廃止等のリスクについて筆者は責任を負いません。
東京個別指導学院(4745)
今回紹介するのは東京個別指導学院(証券コード:4745)です。
事業内容は学習塾を経営しており、大手の進学、学習塾として有名ですね。
時価総額は332億5千万円であり、ROEは19%、ROAは14%です。一株利益であるEPSは26円となっています。
決算内容
営業利益は2019年から2022年までを見ていきます。
2019年は27億、2020年は28億円と順調に推移していますが2021年ではコロナの影響で6億円まで減少しました。
しかし、2022年の予想では22億円と直近予想では回復する見込みです。
財務
財務も決算と同じ期間見ていきます。
自己資本比率は72%を推移しています。有利子負債倍率は0%です。
また、投資も継続的に行っており意欲的な経営がうかがえます。
配当・優待
配当も決算と同じ期間見ていきます。
2017年以降、配当は26円/株を出しています。安定的といえます。
自社株買いは2011年以降は行っていません。
配当性向は2021年を除き40%程度です。2021年は300%に達しましたが減配はしていません。
配当利回りは昨日時点で4.38%です。
優待は、8種類から選べる方式を採用しており、食べ物や今治のタオル、寄付などが選べます。寄付以外は選択用のはがき送付から約1か月程度で届く見込みです。優待については2月末と1回だけですので8月は配当のみとなります。
詳しい優待については以下を参照してください。
決算説明資料
直近の決算では売上、営業利益の減少がありました。
その理由として、生徒数の減少、オンライン環境の整備、講師料の増加、さらに新規店舗費用があげられています。
一方で、今期以降では生徒数は過去最高の増加をしたほかオンライン等による授業形態の取り組みといった投資の成果がでています。また、事業拡大を見据えた教室数の増加と講師数の増加を行っています。
情勢を見据え、新中期経営計画を推進し2024年まで売り上げは右肩上がりを目指しています。
懸念事項としてこれら計画は一斉休校や緊急事態宣言の発令がないことが前提であるため、想定していない事態の発生があるかもしれません。