配当金生活の原理的原則

配当金生活を送るという意気込みで投資をしている人も一定数います。
また、有名な桐谷さんにように優待生活をおくるという方も同じくいますね。
配当金生活の最終目的は経済的自立です。
それに加え、早期退職をして自由な生活を送ろうというものですよね。
経済的自立と聞くと確かに配当金というお金を真っ先に思い浮かべます。
しかし、お金というのは何かと取られますよね。そう、税金です。
一般の特定口座なら(つまりNISAではないなら)、20%の税金がとられ、加えて10%の(または8%の)消費税がとられるのです。
NISAであれば、多少は和らぎますが、限度枠や年数があることから、限界が見えてしまいます。
 
つまり、何が言いたいかというと、優待も併せて活用しようということです。
例えば、配当利回りが3%で、優待利回りが1%の株があるとします。
厳密に納税しようとするなら話は違いますが、20%の税金がきっかり取られるのは3%の部分だけ。
配当利回り4%の株式よりも総合としての利回りが4%のほうがお得なのです。
優待に関しては、それをそのまま使えるということや換金性が高いということなど多くの利点があります。
(換金するなら配当としてもらおう)
また、企業によってはNGですが、優待券は現物なので、換金目的でフリマに出品していることもありますから株式を保有せずとも割安な価格で優待を買うことができます。その点、保有リスクなしで優待を使えるので良いですね。
 
配当で1000円もらうのと「1000円分」のギフトカードや商品券をもらうのでは、わけが違うということですね。
しかし、配当は増配という特典が付いています。
むろん、減配リスクもありますが、配当は企業にとっても微調整しやすい還元であり、配当性向や増配年数といったわかりやすい数値で示せるので、配当重視の投資をするのは優待目当てより良い方法だと思います。
 

経済的自立と配当

先ほど述べたように配当にこだわることはなく、優待も適度に活用することをお勧めします。

特に割引系の優待は、きっちりと利回りがきまっていないため、使い方次第では配当よりお得でしょう。

ただ、割引であるがゆえに、現金または現金に相当する支払いと併用する必要があるので注意が必要です。

おすすめの優待

具体的な企業名は控えますが(改悪や記載漏れがあるため)、おすすめの優待を書いていきます。

生活で直接役に立つといえば、商品券やお米券といった食事に関するものでしょう。

現物でお米をもらえる優待もあるのでそちらを活用してもよいですが、

5㎏など重い場合は費用がかさむためその分の資金は高配当株に投資をすることをおすすめしたいです。

また、生活雑貨やドラックストア系の優待も魅力的です。

現物は少ないと思いますが、割引券や商品券は期限前に使い切ること間違いなしです。
これらの優待は前述したとおりメリカリ等フリマアプリで見かけることも多いので企業の規約に違反しない程度で購入と活用を検討してみるのもよいかもしれませんね。

 

嗜好品関連でいうと、図書や雑貨類に使いやすいQUOカードや家電関連企業の割引券、レジャー施設の優待などがおすすめです。

投資費用はかさみますが、オリエンタルランドはディズニーのパスポートをもらえるので夢があるなと感じます(笑)

 

また、ビール会社や文具会社等は自社製品を優待としているところもあるため、投資を生活に取り入れている感覚がありますね。

やめたほうがよい?優待品

デメリットが多くの人にとって同じようにデメリットになるかはわかりません。

しかし、カタログギフトは推奨しません。

カタログギフトは「3000円相当」といったようにおおよその値段とともに内容が書かれます。むろん、魅力はあります。

しかし、この価格には送料等すべての費用が含まれているので思った以上に豪華でない、内容が少ないといったこともあるようです。

有名になっているカタログギフトはそのようなことはないでしょうが、カタログギフトだからといって飛びつくのはよい選択ではありません。

十分検討するべきです。

 

 

長々と書きましたが、以上です。

それでは次回のブログでお会いしましょう。