個別株からETFへ

株式をいろいろと勉強していくと様々な種類があります。
個別株、ETF、REIT、特定口座…と専門用語がたくさん出てきます(笑)
 
今回のテーマはETFです。ETFは、「上場投資信託」といって、投資信託のうち、上場している企業のものを扱っています。
とても質が高いものです。
 
投資信託を補足で説明していきます。投資信託は、個別株を買うのではなく、いろいろな企業の株をパックにしているもので、株の売り買いも投資のプロが行ってくれます。文字通り、「投資を信じて託す」です。

不動産系のETFを買ってみる

不動産投資というと多額というイメージがあります。本当に、そうなんですけど、それを小額からできる仕組みがあります。
それがREITです。リートとよみます。
仕組みは簡単です。
不動産をいったん、証券会社に預けます。
証券会社は預り証を発行します。不動産=預り証なんですね。
その預り証を細かくしてみんなに売るというわけです。
1000万円の物件でもそれを1000人で買えば1万円ずつでよいというわけです。
そのREITは、住宅やオフィスなど様々な物件を所有しているので、REIT自体が投資信託のようなパックになっています。
 
そのREITをさらにまとめたものが「REIT」のETFというわけです。多種のREITをまとめることで分散効果と少額投資を可能にしました。
 
単位は「口」となっており、2万円くらいあれば十分です。
がっつりREITを買うには15万円ほどいるので、お手軽ですよね。(投資の世界では15万円もやすいほうですが・・・)
 

毎月分配金をもらう

投資信託では利益の一部が「分配金」として還元されます。株の場合は「配当金」ですね。
さて、不動産投資、つまり大矢になれるわけですから毎月分配金がほしいですよね。
というわけで、「毎月分配金型投資信託」を買いましょう!と思った方はOUTです。
 
毎月分配金型投資信託は、毎月分配金をもらえますが、そのお金は元金なんです。つまり、預けたお金が分配金という名前で戻ってくるだけなのです。むろん、運用するための費用である「信託報酬」や税金など経費が引かれますので、元金が減る以上に損をします。
では、不動産投資信託で毎月分配金をもらうにはどうすればいいのか。
3つのETFを組み合わせて毎月分配金をもらいましょう。
 
それぞれの決算は各4回。月がかぶってないので12回が1~12月をうまい具合に占めています。
 
証券コードを書いておきますので参考にしてください。
 
2556
1343
1488
 
それぞれ、REITに連動する優良なETFですので投資に興味ある方はぜひ、買ってみてください。
(変動については予測できませんのでご理解ください。)