株の取得と保有
勉強をしていくとわかったのですが、配当金をもらうためには「権利確定日」をまたいで保有をしている必要があります。
例えば、12月に配当確定する企業では、「12月29日」が権利確定日で、その日に株を持っている分を配当金として出すようです。
その次の日を「権利落ち日」といいます。
配当金を年2回だす企業の場合
例として、配当金と3月と6月に出す場合は、3月31日と6月30日に権利落ち日があります。
つまり、その前日に持っている株の分だけ配当金がもらえるわけです。
ですので、3月分の配当金が確定したからと言って、売ってしまうと、6月分の権利確定日には株は0株ということになりますので、注意しましょう。
基本的に長期投資ですのですぐに売ることはありませんが、何らかの事情で手放すときは、そのタイミングに注意してください。
配当金確定月は企業によりバラバラ
たいていの場合は何月であると決まっていますが、配当金の額しかり、確定月はそれぞれ違います。業種が同じであっても違うため、
おなじカテゴリーでも、注意しましょう。
企業のHPや証券会社のHPでも確認できますので、売買を検討している方は一度目を通してみてください。
配当利回りと優待利回り
高配当株という言葉はよく聞きますが、「優待利回り」という言葉はご存知でしょうか。
通称ではあるものの配当利回りと併用して使われる言葉です。
優待利回りは優待として出される金券や商品が株価に対してどれくらいの割合なのかを示しています。
配当金の優待バージョンですね。配当金と合わせた利回りと合計利回りや総合利回りと言います。
仮に1株10000円の株で100円の配当なら1%ですね。優待は1000円の商品券なら優待利回りは10%ということになります。
優待利回りも株価をもとに計算しているので変動するものです。
優待の額が変わらなくても株価の上下で変動するので割合と優待の額を合わせて確認しましょう。
以上で、配当金と優待の概要を書きました。
#3はまた今度。
それでは次回のブログでお会いしましょう。