とある大学生バイトが思った、アルバイトの中で身に着けたい・身に着けたことをつづっていこうと思います。
※この記事は抽象的な表現が含まれます。ご自身の経験をその枠組みに当てはめてご覧ください。
3部構成です。今回は3回目の記事となります。一つの記事につき1つの事柄を書いていこうと思います。よろしく。
3)反面教師にたくさん会える
反面教師というのは、簡単に言えば「よくないお手本」です。
本来、客と店というのは利害関係にある対等な立場の人です。売買契約の場がお店です。それらを仲介する人が店員です。
それなのに、客が偉いとか、0円のサービスをしろとか、金払っているのは客だといった立場をよくわかっていない客や、客以前に人として初対面の人に対して口の利き方がよくわかっていない人は大勢います。年齢を盾にあーだこーだいったり、店員が女性なら女のくせになどといちゃもんを付けてくる人がいます。
本来、人は「よいところ」を見せようと、自分のそういう「恥」の部分は隠していきます。しくじったことや失敗したこと、恥ずかしいことは人前、特に知らない人には言うことではないですし、言ったとしても美化された「体験談」として語られます。
それを、惜しげもなく、際限なく、その場でそのような失敗を見せてくれるのは大変貴重なことです。
ただ、その人たちを諭したり教育して正そうというのは無理な話で、無教養な人に一言いっただけで教養ある立派な人にすることはできません。周りからかわいそうな人という目線を向けられていることすら知らないのです。
私たちにできることは、そうならないように、自らが体験した生の恥をきちんと受け止め自分がこういう人にならないようにすること以外にありません。
敬語やありがとうや、聞かれたことに答えるということは本来当たり前のことなのでその当たり前のことを当たり前にすることを大切にしていきたいです。
以上で3回の「接客系バイトで知る人生観」を終えます。
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