・霜降り肉
日本人は霜降り肉が大好きですが、この霜降りはどのようにしてできるかご存知ですか。
日本では、肉牛の雄牛は生後4ヶ月前後で去勢されます。
精巣機能がなくなると、脂肪の多いやわらかい肉になるからです。
また、太らすためにあまり運動をさせず、牧草ではなくトウモロコシや大豆カスなどの濃厚な輸入物飼料を大量に与えられます。
輸入物飼料は遺伝子組み換え飼料である場合もあるのです。
さらに、筋肉内での脂肪細胞の分化・増殖を抑えるビタミンAを人為的に欠乏させることも行われています。
こうすることで、筋肉の内部まで脂肪が入る霜降り肉になるわけです。