こちらのエントリ を拝見して思ったことを。




結論から言えば、動物性食品は悪者ではないと思う。

動物性食品の害を訴える方々は一度、動物性食品そのものと、人間がそれを食べるときにどう調理しているのかを分けて議論するべきだと思う。







■添加物や味付けリスクが高まるだけでしょ



「動物性食品の摂りすぎがガンのリスクを高める」みたいなのをみるとアホかと思ってしまう。



食の欧米化はガンのリスクを高めるだろうけれど、純粋に動物性食品を摂取していればむしろ不健康のリスクは減るでしょ。





純粋な動物性食品と言うのは、たとえば豚肉だったら、豚肉を茹でて少量の塩で食べる。
魚ならコンロで焼いて少量の塩で頂く。
こういう純粋な食べ方をしている限り、動物性食品は人間の寿命を減らす方向に働いていくとは到底思えない。



ただ、ここで人間の業の深さが出てくる。
たとえばステーキだったら味付けに甘いタレを浸かってみたり付け合せに甘くしたにんじんを添えてみたりポテトを添えてみたり、白いご飯と一緒に食べてみたり。
あるいは魚なら味噌煮にするときに思いっきり砂糖を使ってみたり。
こうして動物性食品を万人受けするような味付けをして食べていたら、それは動物性食品のせいじゃなくて味付けに使った本来人間が必要としないけど商売としては美味しい味付けをしていただいていることが大いにリスクを高めていると思う。




唐揚げによくない油を使っている場合、マヨネーズを付けて食べている場合。
これは鶏肉が不健康なんじゃなくて油とマヨネーズが身体に悪い。

それなのに「肉は寿命を縮める」ってアホか。



もっといくと「マクドナルドは肉を使っているから動物性食品だ」みたいなことを言っている人もいて、あきれてしまう。
加工肉なんか純粋な動物性食品とは到底呼べないよ。
マクドナルドを食べて「ほら、肉は良くない」なんていわれた日にはたまんない。
あれは肉じゃなくて添加物が人間を破壊しているんだから。




現代人の狂わされた舌では難しいかもしれないけれど、高くないお肉だって、何も味付けをしなくてもちゃんと味があるし、少量のお塩だけでも十分に頂ける。
成城石井なんかの肉じゃなくてもサミットやライフのお肉でも十分味がする。




動物性食品の害を訴える方々は一度、動物性食品そのものと、人間がそれを食べるときにどう調理しているのかを分けて議論するべきだと思う。