では、ここからはもうちょっと立ち入って話をしてまいります。

まず、自分が『家を建ててもらおう』と考えている業者さんで、

ちょうど建築中の物件があれば、ぜひ見てみましょう。

業者さんにわざわざ『見学したい』と頼むのではなく、通りすがりとして外から見てみるのです。

なんか嫌味に受け取られてしまうかもしれませんが、ここで主に見るのは、職人さん達の仕事ぶりです。

適度な緊張感を保って、まじめに仕事していますか?

暇をもてあましたり、笑ってよそ見ばかりしながら仕事をしている職人さんはいませんか?

また、現場にゴミなどが散乱していないかどうかも注目です。

ヘタをすれば基礎の下など見えないところにもゴミ・廃棄物が埋められているなんて可能性もあります!

おまけに、こういった緊張感とマナーが欠けた姿勢で仕事をしている職人は、

総じて他の点でもルーズだったりします(^_^;)

昔の祖父だったら現場でぶっ飛ばしていたかもです(笑)



これは実際に聞いた話ですが、3階建のいわゆる『ミニ戸建』が立ち並ぶ、

狭小住宅が多い住宅街なのですが、新築工事の際、隣の家の屋根に無断で上る職人さんがいたそうです。

そしてこれを見つけた隣人が注意すると、なんとその職人が逆ギレして

隣人に罵声をあびせたそうです(付近一帯に聞こえるほどの大声だったそうです)。

その後も職人からも業者からも詫びのひとつもなかったということで、

隣人の我慢も限界になり、裁判を視野に入れての大問題になりました。


結果的には、ようやく事の重大さを知った業者が職人さんを引き連れて謝罪し、

問題の職人さんはその現場への出入りを禁止、ということでなんとかおさまったようです。

この件は母を含め、近所の人は暴言をまともに聞いているだけに皆隣人に同情的で、

そして、施主そのものに罪はないと分かっているもののやってきた時も複雑な感情を抱いていた...

ということです。


こういった、仕事に対して緊張感もマナーもない職人さんに担当されてしまうと、

自分の家に問題が起きてしまう可能性が高くなるだけではなく、

いきなり近隣から白い目で見られてしまう、なんてことにもなりかねないのです。

質の悪い職人さんは、施主にとっても周りにとっても、百害あって一利なしですから、

機会があれば、しっかり仕事ぶりを見ておくのは大切なことだと思います。
これは受け取り方によっては、批判っぽく思われてしまうと心外ですので

そのあたりはご理解頂けたら幸いですm(__)m


最近は、住宅にたいして見た目も美しいデザイン性が要求される傾向にあります。

建売住宅などでも、やたら西欧っぽい外観をアピールしたりしているチラシを見かけたりもします。

思わずみとれてしまうような外観の家って、実際ありますよね!

見た目がイイのはもちろん大事で、僕も外見は気になります(笑)

そして、そんな美しい外観、あるいは個性的な外観であるに越した事はないのですが、

そこにばかり目を向けていてはダメ!!

外観の良し悪し=建物としての良し悪しではないからです(^_^;)

外観にこだわってしまう、というのは、おそらくモデルハウスを見た方に多い傾向のようですね。

あの豪華な外観が記憶の片隅に残ってしまっているのでしょう。

では、ここで自分の理想とする家はどんな家なのか?

なるべく具体的に想像してみて下さい。



ここで全体の外観が詳細に浮かんだ方は、ちょっと要注意かもしれません。

詳細に想像する部分が、まさに!!こだわりの部分だからです。

まず、最初に家を見て暮らすのではなく、家の中で暮らすんだ!!

ということを忘れないで頂きたいです。

耐震性、耐久性といった安全性や住み心地などの快適性、

住居としてのキチンとした設備類などをクリアしてからです、外観のお話は。
さて、購入する方のほとんどが賃貸生活から持ち家に…というコースだと思います。

2階建て・3階建て程度の物件なら、一戸建てを中心に手がけている業者が建てることも多いです。

では、自分が住んでいた賃貸物件は、どこが建てたものか?・・・そして快適でしたか?

ちなみに昔ですが、近隣の戸建以外にもアパートなどの賃貸物件も施工してました。

その市内または近隣限定で施工するというような密着型の工務店さんも多いです。


うちはお陰様で、祖父が良くも悪くもガンコで周りの職人さんはエースだったのでしょう。

未だかつて、施工不良などのクレームは一切なく、今もそういった話はありません。

でも多数いる業者さんの中には、棚板はボンドでとめたあとがあるだけで、

クギ一本使ってないという状態。壁・天井の遮音性もゼロ。上階の生活音どころか、

隣からも音や声が聞こえます。←けっして上階や隣の住人さんが

非常識な音を出していたわけではありません(^_^;)

床も全体的に沈んでしまっていて、下の巾木とフローリングの床の間に1センチ以上の隙間が。

そして極めつけはバルコニーです。住戸は一階で、バルコニーの枠(?)もコンクリでしたが、

なんと建物とこの枠が剥離していました。。。

上部には1センチ強の隙間が。中から思いきり体当たりしたら

このバルコニー外側に倒れるんじゃないか?といった感じです。

1階だから墜落することはないですが・・・それにしてもお粗末すぎですね。

とにかくすごい物件だったそうです。もう2度と住みたくありませんよね(^_^;)


賃貸物件って、今はほとんどないかとは思いますが、

まずそもそもオーナーが資金をケチるので安くあげないといけないことと、

そのオーナーが住まないのでチェックが甘くなりがちなのをいいことに、

業者側も手を抜くことが少なくないです。。。

でも、そこが業者さんの良心が問われる点でもあると思います!

安かろうがチェックがなかろうが、仕事として引き受けた以上、

居住空間としてキチンと成り立たせるのは、人としても最低限やらなければいけないことです!!

安くされたからって『建物がゆがむ、棚に釘を使わない、床も沈んでる、バルコニーの枠は剥離している』

これはもうさすがにアウトでしょう。



こうなってくると、目に見えない部分の施工状態なんて想像がつかないことに・・・

ということは十分に考えられます。

だって、見えない部分は大規模リフォームなど大掛かりな工事にならない限り

素人ではまず、見ることが困難なところなのですから(^_^;)

今、みなさまのお住まいになっている賃貸はどうでしょうか??