さて、自己チェックと、地盤調査の結果、

自分が求めていた土地の地盤に問題があった場合はどうなるのでしょうか?



『あーあ、ここ気にいってたのに、地盤弱いんじゃダメかあ…』と

ここでいきなり諦める必要はないんです。

地盤の強度に応じてさまざまな補強・改良方法があり、

適切な対処さえすれば、問題なく家が建てられるところがほとんどです。


ただ問題は、やはり『お金がかかる』ということなんですよね(^_^;)

これにかかる費用は、地盤の状態によって数十万から数百万とかなり幅があります。

土地購入の際はこの金額も含めて考えないといけませんね。

一番やってはいけないことは、施主側が『もったいないからまあいいかなぁ』って、

地盤補強・改良を断ってしまうケースです。


信じられないかもしれませんが、こんな重要なことをケチる人もいるそうです。

これはもう本末転倒もいいところです。

お金がかかるといっても、上にのっかる建物に比べれば安いものです。

地盤の問題を軽く考えて、もし地盤沈下などが原因で建物に不具合が起こったとしても、

調査を断った以上、施主さんの自己責任になります。

ですので、見えない部分にお金をかけるのは・・・って思う方も多いと思いますが

むやみにではなく、しっかりとした根拠のある個所には

適切な費用をかけていかないといけないのです。