複数の業者さんに見積もりを出させて、金額等の比較をする『相見積もり』

家を建てる際、建築条件付きなどで工務店さんの選択が出来ない場合を除き、

ほとんどの方がこの相見積もりをとることと思います。


しかし、ここで注意してしたいのは、金額だけに目を奪われてはいけないということです。

失礼な言い方になりますが、現実として見積もりの金額のみしか見ていないお客さんというのは、

『表向きのローコストメーカー』にとっては絶好のカモと言えるでしょう。

見積もりの細かい内容までしっかりチェックして下さい。

『表向きのローコストメーカー』は、とにかく最低限の品質のものだけで構成したものを見積もりに出し、

あとから徐々に仕様のグレードアップを狙っていくというのがよくあるやり方です!

これでは、最初からまともな家を建てるために、まともな仕様で構成した見積もりを出してくれる

良心的な業者があったとしても、見た目の金額で敵うわけありませんね(^_^;)


たとえば基礎や柱の質に差はないか。A社で含まれているものがB社には含まれていない。

なーんていうことはないか?

特に構造部分での材質・仕様の差はそのまま家の質の差につながります。

それぞれの業者に、細かいところまで内容をよく確認して下さい。

あと、表向きのローコストメーカーかどうかを知る方法として、

『この見積もりとほとんど同じ価格で実際に建った家の例があれば見たい!』

などと聞いてみるのもイイ方法です!

本当にその価格で普通に建てられるなら、対応に困るということはありませんから。

これに限らず、その工務店さんが実際に建てた家は多少遠くても

見ておいた方が絶対にいいです!!

そして、この時の担当者さんの顔色などをよーく見ておきましょう。