試験採点を終えました。

出来はひどい。惨憺たる結果。

教師が悪い!と一義的に反省。

その一方、字があまりに汚い。そして誤字脱字。

ワープロが普及したからかも知れないが、小学校レベルの漢字はちゃんと書けないと日本人としては信頼されないでしょう。外人として行き抜くなら何も文句はありませんが。


SWOT分析を書かせるところは比較的よく出来ていた。レポートにもしたしね。

採算計算をするところは、ほぼ全滅。売り上げは単なる掛け算なんだが、それすら1割にも正答は満たない。

資本政策における持ち株シェアの円グラフは、何と正解は1名。

そして社長に相応しい人材は?と言う設問は、実は正解は0名。仕方ないので大甘で何でも論理的に書いてあれば○にした。講義の中でしたアントレプレナーに求められる資質と照らし合わせれば、全く新規に外部から調達すべきとわかりそうなものを。。。

最後は、赤字で昇給できない中で社員をどう処遇するか。

当然、一番の答えはストックオプションだが、業績連動型の賞与、給与等にすると言うのも前近代的ながら○にした。しかし、一番多かったのは、「昇給できない」から他の処遇施策が問題なのに、「給料を上げる」との回答だった。処置なし!


おそらくこれが僕の工科大での最後の講義・テストだったであろう。

自分なりにレポートもテストも、採点に時間がかかることを覚悟の上で、皆さんの意見を取り入れつつの講義を目指したが、ほとんど目論見外れだった。

講師の質が一番の原因だが、受講生もあまりにひどい・・・と思わざるを得ない。




パンチ!