春日井の実家に週末帰っていた。
丁度、今日(日曜)が「弘法様の日」で、朝方にぎわっていた。
ウチの実家周辺は、弘法様=弘法大使の伝説が多く残っていて、その名残の一つが「弘法様」だ。
子供たちが、「卍」の旗のある家を回って、お団子をもらう風習だ。
そのお団子お食べると、無病息災だったかはよく覚えていないが。
欧米のハロウィーンに似たところがあると思うし、双方、地域の人を宗教の名の下に育てていくもで、かつ現代にあってもその風習を受け継いでいることは非常に大切なことだと思う。
会社経営でも、徒に欧米基準を導入するばかりが良いはずがない。
欧米の良きものは進取のチャレンジスピリッツを持って導入し、一方で必要なコンピタンス=競争力の源泉たりうる日本的なものとをバランスさせる、両得を狙うところにわが国の、またわが国に所在する会社のとりえであり、使命だと思うが。
後期高齢者医療制度もしかり。制度自体は必要悪だろう。しかし、保険料が下がるとかの詭弁は許されない。
確かに元気そうな患者で、本人負担が無いからと言って病院に居座る患者?がいることも事実だし、民間マッサージがわりに整形外科を使う心無い年寄りが多いのも事実だ。若者のマナーがなっていないと言う前に、老人の無鉄砲さも戒めないといけない。ただし、誰か評論家が言ってたが、これまで日本を支えてくれて方々への畏敬の念を忘れては、国家が成り立たない。
天地神明に誓って曇りない生き方をしたいものだ。