前題のつづきを書いたら、最後「公開」をしくじったらしく、消えてしまった。。。
再度書く気もしないので、簡単に。
適当なモデルをつくってシミュレーションをすると、
VCとして、投資案件が8倍になって、かつ打率2割5分で、IRR=14%。
とすると、単純計算を続けると、
先の話でアーリーステージベンチャーに5~10億円のバリューで投資するとなると、
IPOして、40~80億円のIPOバリューが見込めないといけない、
そういうビジネスプランでないと投資できない・・・ということになる。
さらに別のモデルというか、こちらはさらに簡単で、2007年に新興3市場に公開したIT関連企業でかつ異常値を除いてモデルを作ると、公開期で年商20億円で当期利益2億円で、50億円強という時価総額になる。
3~4年で20億円の売り上げが期待できるビジネスモデルでないと投資できないし、逆にベンチャーの側ではそういうビジネスをデザインしないといけないと言うことか。。。
なかなかハードルが高い。
しかし、この一連の試算では、現在の市況が悪いことが3~4年後のIPOバリューをまたその会社の将来を左右している。これはVCとしては大いに工夫をし、政策側の方は改善施策も考えていただきたいところ。
ただ、ベンチャーの側としては、またVCの投資審査では、そんなことに構っていられないから、天に唾するのは成功してから。今与えられた環境下で、できる最大の努力をするのみ。。。