先週末から虫歯が原因でたいへんだった。。。というかまだまだ渦中だが。
金曜日から、逃げ回っていた親不知とその手前の奥歯がズキズキ虫歯様の痛みが。
学生時代に、右下の親不知を抜歯したが、その時の痛さから、左のは抜かずに歯医者を逃げ回ってた。どこに別の歯の治療で行っても、「抜け~!」で、僕としては痛くないような技術革新を待って・・・と思っていたが。当時の歯医者さんはやたらと抜きたがった。
それから逃亡も二十年余。
ある意味、よく持った。
でも、限界と歯医者へ。。。
土曜日だったので、家の近所で開いている歯医者をウェブで探索して行った。
診療してもらうまでの時間、家で1時間、歯医者で1時間は、本当に耐え難い痛みで辛かった。
奥歯の冠を取り、虫歯部を消毒して、とりあえず仮冠を施して、治療終了
あとは抗生物質と痛み止めで、急性の痛みをまず無くして、その後、親不知抜歯へ・・・のはずだったが。
土曜日夜から、左顎の下が腫れて熱を持ち出して、日曜日には見るからに左顎は見事な二重顎に。
さらに日曜日夜には体温計を口に突っ込むと38℃になった。痛みもあって、4時間ごとに痛み止めを飲まないといけなくなった。
口は1cmくらいしか開けられなくて、そうなるとほとんど食べられない。飲むしかない。
月曜日ともかく歯医者に電話して至急診てもらう、それでも午前最後だったが。
先生は別の人(休日は臨時の先生か?)だったが、前の先生とは微妙に異なる治療方針を言われるも、それよりも「口を開けてくれ~」というのが本音だが、抗生物質を飲んで、安静にしているしかないとのこと。なぜか薬を一週間分と、たっぷりの鎮痛剤を処方してもらった。まさか、「一週間は腫れが引かなくて」「鎮痛剤が切れると痛む=4時間おきに服用」ということでは・・。
ボッとしながら午後から仕事。鎮痛剤に解熱効果もあるのに、段々熱があがってくるのが自ずとわかるくらいで、ちょっとフラフラ。翌日もなぜか朝からミーティングが組まれていて、最悪。
ちなみに月曜夜に左顎の二重顎は、中央部まで拡張して、「僕がさらに太ったら、こんな顔になるんだ~~」って酷い顔に。
水曜日には、はしか休講で久しぶりの東京工科大で講義の予定だった。
しかし、とても講義ができる状態でない、何しろ口が開かないので、やむを得ず休講手続きを。
学生の皆さん、ごめんなさい。もうスッカリ前のことも忘れちゃったでしょう。今年は講義資料的には年々充実でバッチリと思っていたけど、まず配布物の印刷サイズで予定が狂い、そしてはしかと虫歯でスケジュールが滅茶苦茶に。。立て直さねば。
火曜日は新しいファンドの事務処理の打ち合わせをこなして、それから品川で支払い承認と稟議書や契約書の捺印など。その程度が限界。でも鞭打ってSONY CSLのOpen Houseへ。良かった!これは後日レポートします、きっと。
やはり火曜日の夜も高熱(正確には首から上だけ)と痛みで、寝てるやら起きているやら良くわからぬまま悶々と汗を掻き、しかも足とか下半身は冷えていて、なんだか風邪も併発したような。。。最悪×2
ようやく夜が明けて、予約のあった歯医者にもう歩けないからタクシーで乗り付けるも、同じ診療。抗生物質で腫れが引くのを待つしかないとのこと。それがいつかは不明。。。
超不安になりつつ、月曜日にキャンセルしたミーティングをこなし、セカンドオピニオンを他の歯医者で貰うことに。ネットで治療方法等のQ&Aを親切に書いているオジイちゃん先生のところへ、泣きついて予約してもらった。
オジイちゃん先生の第一声。「ひどいねえ~、こりゃあ」
でしょう!僕もそう思うんだ。結構ひどいって。
兎に角、口が開かないんじゃあ治療のしようがない・・・ってここまでは前の歯医者と同じで、「ダメか~」と思ったけど、ここからオジイちゃん先生の年輪で、「前の薬が貴方に効かないことがわかった訳だから、別の薬を試しましょうか!?」
そう!そうだよね!ダメだったら、別の道を探索しないと、人類進歩がない。
それでオジイちゃん先生、ごそごそと薬取り出してきて、その場で飲ませてくれて(前の医者は処方箋をくれる様式で面倒)、それがピッタリ!だったようで、家に帰るころには全然開かなくなっていた口が、何とか1cmくらい開くようになった。ビックリ!
早速、プリンを食べた。
待合室でたまたま手に取った医学雑誌に同じような症状と写真があったが、病名は『頸部蜂か織炎』。要は虫歯の根っこの虫歯菌が神経にまで蔓延してしまった、下手をすると入院して抗生物質点滴、さらに下手をすると大きな危険もあるらしい。
要はこういうことではないかと勝手に推察。
土曜日、バイトの先生のところ、しかも昼休み前に、しかも2その日は混雑で予定よりも1時間押しているところに僕が参上。
すぐに抜歯という訳にもいかないので、普通に治療して、噛めるように仮の蓋をした。
ところが蓋の下に虫歯菌が残っていて、しかもその奥歯はすでに前に治療した際に神経が抜かれていて穴も開いていたので、いい具合に虫歯菌が急速繁殖して歯の奥深く浸透していった。それで奥歯近くの顎神経に容易に辿り着いた。その間、鎮痛剤を服用していたこともあって、自覚症状が薄かった。
さらに月曜日診断した先生は、すでに腫れ上がって口の開かない状況を診て、本来、投薬を変更するチョイスを考えるべきだったが、固陋なのか、経験不足か、重大さの認識がなかったのか、同じ投薬という診断をした。
・・・ということか。と素人的には判断。
先週金曜日の虫歯痛からだから、丁度、一週間。
たいへんな一週間だった。
今、当社ではIPOに向けてビジネスプランを策定し、外部体制整備をする重要な局面。
虫歯ごときに構っていられない。ただ歯痛は耐えられない。
しかも本命の親不知治療はこれから。
だから、TVCMじゃないが、”ツヅク!”