フ社が大幅な決算修正をして株価を下げている。ダウン

昔、会社が渋谷で谷を挟んだ向かい側だったし、小さな仕事も一緒させてもらったこともある。


確かに、ビジネスの変遷と上場が早かった印象はあるが、今回、会計処理の問題もあり、計画大幅未達で赤字転落。10月に40万円で公募の株が、すでに17万円でも買いがない状況では、株主も怒りたいのもわかる。

大口の商談が入らなかったのは仕方ないとして、ソフトウェア仮勘定云々の会計処理の問題は、問題指摘されても仕方ないか。監査法人はウチと同じあずさ監査法人のようだが、ウチ(Fixstars)では、資産計上は極めて厳密に指導されているので、ソフトウェア資産は購入会計ソフト程度で、仮勘定はない。・・・というかソフトウェア仮勘定の概念自体が"バブルの遺物"と認識しているが。日興コーディアルでも、昔のライブドアでも、監査法人、会計士が会計処理方法については"監査"して、「適正」意見を出しているのが腑に落ちない。しかし、このブログでも何度も書いているけど、アイエックスアイにしろ、日興コーディアルにしろ、流石に"会計処理方針の喰い違い"では済まされない、一般常識から判断して素人でもおかしい、塀の上でなく完全に向こう側だと思うことを押し通そうとする経営陣も問題だが、わかっていて「適正」意見を出してしまう監査法人が一番の問題だ。


かと言って、監査法人がますます保守的な監査スタイルを固持されても困るし、そうすると監査法人OBのコンサルを頼まないと実質IPO準備ができず、ますますIPOコストが高くなって、本来目指すところと懸離れたことになる。

監査法人の独立性・公平性を担保しつつ、競争原理を維持する新たなしくみの考案が必要かも知れない。


今週はより大変だろうなあ。。。社長、めげすぎることなく頑張って!



流れ星