アスタラビスタで『出口のない海』を借りて観た。

アスタラビスタのサービスは、良くできていると思う。便利だし、借用返却がメールで確認されるのもいい。

ベンチャーだかは知らないが、ベンチャーだったら投資検討を前提に話を聞いてみたいと思うところだ。

先行者既得権益が確保されるから、ある程度定着すれば、IPOするくらいの売上も稼げるだろう。

ただ、現状、マシンの前に列をなす光景は滅多に見ない(今日は初めて3人並んだが)から、まだ利用は少ないのかも。なぜだろう?こんなに便利でよく出来ているのに。。。

それと将来拡張性をどう描くか?

社長さん、まだお若いようだけど、どういうビジョンでしょうね。手紙



しかし、映画の上映から、DVDのタイミングは本当に早くなった。

予告編では『武士の一分』のDVD予告が出ていた。


『出口のない海』は、出口のない思い映画だった。

大体、あんな出来の悪い潜水艇(回天)に人を乗せるなよ!って感じ。

しかし、開戦当時は真珠湾へ行った魚雷2本搭載の小型特殊潜水艇の出撃に際して、山本長官はその回収・帰還に万全を尽くすよう指示したと言うが、回天に至っては、出撃したら、戻ることもできない完全片道の人間魚雷。しかもその操縦が難しいというか、安定を海水注入して図りながら進むなんて、不完全品を操縦で補おうという技術的にも滅茶苦茶な話。

不完全品で、目的もわからずに、夢半ばで死ななければならなかった特攻隊員の無念タルやいかばかりだろう。


映画の主人公の並木は、魔球の完成に一縷の希望を託して死んでいく。

松阪のジャイロボールに空騒ぎしている今のちょっとノー天気な平和に本当に感謝感謝。



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