昨日、シリコンバレーのインド人(がいる会社)がGVCに来た。
ブログとは言え、公開を前提としていると、ノンフィクションと銘打っているが、実名は公表できなくなる。
インドで最高のインド工科大学の出身で、しゃべっている英語もマイケルと比べたら訛っているけど、インドで聞いた英語とは雲泥の差だ。勿論シリコンバレーで暮らしているから当然だが、やはりインドの英語はインド英語ということ。
実質面では、やはり考え方がスマートで理路整然としている。顧客のバリューの徹底的な分析から始まり、商品・技術の展望、市場のセグメント別の分析など、少ないスライド(15枚くらいか)でこちらの興味をひきつけるのに十分な内容だった。インド人CEO/CTOが作ったのか、アメリカ人社長が作ったのかはわからないが。
国籍・人種による差別をするつもりはまったく無い。極めて少数の事例に過ぎないからだ。
ただ決定的なのは、地理的な条件とか、国の文化・制度、そして国度の問題。証券市場や民主的資本主義が未成熟で、知的財産権の問題もある国の企業への投資、提携は慎重にならざるを得ない。むしろその市場や人財を熟知している人を介在する、そこを根城に外で活躍する人と話をせざるを得ない。
直接・・・はまだベンチャーにはハードルが高い。