春らしい晴天の朝を迎えた。
陽光がからっとした空気を射て散らしていた。

犬の散歩を終えてからの朝食はファミマで買ったバターコーヒーとヨーグルトドリンク。医師に相談したい事があったので娘を連れてかかりつけの大学病院へ行った。薬の種類を変えてもらいたかったが、症状の改善と引き換えに、痙攣を起こしやすくするリスクが僅かながらにあるとの事だったので、今回は見送った。病院に併設されているLAWSONで昼食を摂った。納豆巻きと鶏白湯のカップ麺。
末っ子がうちから少し遠い公園の隅でザリガニを獲ってるとの事だったので帰りに寄ってみたところ、白いシャツを着た女の子と2人で居たので声を掛けずに帰宅した。長男の部活帰りに間に合わないかと心配したが、途中で同じ部活の子にまだ長男が学校にいることを聞き安心して娘の昼の注入をした。夕方にワイフから連絡があり、水没させたiPhoneの修理と買い物をしているからショッピングモールに迎えにに来るように言われる。電池が切れたとかで、どこにいるか、大体の居場所しか伝えられなかった。
所用を済ませ帰宅して夕食を食べて、再度ショッピングモールに修理が済んだiPhoneを取りに行く。思わぬ出費だ。娘の薬も調剤薬局でピックアップした。車中1人だったので好きな音楽を大音量で楽しんだ。Carnationの「Please Please Please」が流れているのを聴いたら今朝悲しい夢を見た事を思い出した。そうだ俺は悲しい夢を夢を美しい春の日の朝に見たのだと。吉澤嘉代子嬢のコーラスが美しくて胸が苦しくなった。俺は思い出す事はあるけど、思い出される事は無いだろうなと考えると、自分は20年くらい前で止まってしまっている気がして辛くなった。続いて流れた「Vivre」を大声で歌いながら運転していると、車窓に流れる街灯に自分が溶け込んで行くような気がした。なんて良い曲なんだろう。付き合いの長いバンドはある時期から自分の趣向と乖離してゆき、それはCarnationも感じる事は少なくないんだけれど、このアルバムは本当に素晴らしい。「Vivre」の歌詞のように、自分は運命を受け入れて生きて行けるだろうか。どうかな。