窮地に立たされる夢

自分は山岳地帯の村娘で、仲間と谷の間に渡されたワイヤーを伝って荷物を運ぶ仕事をしている。運んだ荷物を作業場で整理しているとそこは劇場の控室で、いままでの事が上演中の演劇の中の出来事になっている。村娘の服も衣装で、控室には衣装を着けた演者達が出番を待っている。アマチュア劇団の公演で、客席には母と姉も来ている。

自分は台本も持っておらず人の台本を見せてもらって自分のセリフを見てみるが全くこの先のセリフを覚えていない。自分の番になっても舞台に上がる事が出来ず演出家は暗転して一旦休憩にする。客は席を立って休憩になるが自分はセリフをその場で覚えようとしても出来ない。舞台が再開されて進行係が舞台袖で手招きするが、「セリフを覚えていないので、舞台に上がらずに台本を読みながらセリフを言わせて欲しい」と頼むと混乱しながらもメンバーの協力で舞台が進行する。最後は演者が総出で華やかなフィナーレとなり終演する。舞台を客席で記録していた姉の所に行ってビデオを見せて貰うと、後半も舞台は破綻せずに成り立っていた。

控え室に戻ると皆は自分の体調を心配してくれるが、リーダーはこの後の反省会議は夜中までかかるので帰って休んだ方がいい、と言う。自分はセリフを覚えていなかったお詫びと、後半皆の機転で舞台が進行できたお礼を言って荷物をまとめて控え室を出る。帰る途中でゴミ袋を持った演出家と出会う。一緒に歩きながら、前回の稽古の後自分は公演の事を完全に忘れて後半のセリフを全く覚えず来てしまったと詫びる。演出家は、この先追加公演も行うが、それには出ないでまた別の企画の時に呼ぶからと 言ってくれる。ゴミは自分が出しておきます、と演出家からゴミ袋を受け取り別れる。外に出るとキャンパスのような建物の点在する場所で、ゴミ集積所に向かう。