最寄り駅の夢
家の最寄り駅がいつもと違う。駅舎が鉄骨むき出しのレトロな建物に変わっていて、駅から下る階段が坂になって湾曲していたり、駅前の街の姿や道路も変わっている。
電車を降りて駅のホームから家に帰ろうとすると改札の先がトイレで行き止まりだったり、別の通路も幅がどんどん狭くなって通り抜けることが出来なかったり、ホームから街は見えているのに駅舎の外に出られない。
隣の駅から歩いて帰ろうと思って見慣れない列車に乗り次の駅で降りると、駅前は卸売市場のような、屋根だけの広大な倉庫がありそこに剥製の動物が大量に種類別に分けた蓋のない箱に入れて置かれている。恐る恐るその傍を通り過ぎると先は港で、黒と白の貨物船や対岸の山が見えて綺麗な景色だが、剥製が気になって落ち着かない。ここから歩いて家に帰れる気がしないので駅に戻る。
ホームにアジア湘南線という2階建ての列車が来て中は狭い登り階段と客車はモスクのような広場で、アジア系の外国人がぎっしり座っている。次の駅で少し人が降りて狭い階段で降りる人とすれ違って座席に座り、外国語で演説が行われていて暫くチャイを飲みながらそれを見たのち数駅先でまた人をかき分けて列車を降りる。
降りた駅はホームの幅が狭く線路に落ちそうに傾斜していて、ホームに立っていると危ないので乗客は階段で電車を待ち、列車が入ってくると急いでホームに降りて乗っている。家にはタクシーで帰ろうと思い、携帯で姉にタクシー乗り場のある駅を知っているか聞くと、家とは反対方向のかなり遠い駅を教えてくれる。着いた駅は終点で線路に☓のついた車止めの先が同じ高さの道路になっている。もう真っ暗で黒いタクシーが1台止まっている。
