昼頃、何か外が騒がしいと思ったら見慣れない1トン車が庭に停まっている。
とりあえす車とナンバーを写真に撮って母の元へ。
誰?と聞いたが分からないと。
庭にいた知らないおじさんに「何でしょうか」と尋ねると
「呼ばれたから来たのに、呼んでないと言われて」
頭が正常であろうおじさんの言い分を聞く。
おじさん「昨日ここのお宅から電話があって、不用品がたくさんあるから取りに来てくれと」
私「電話したのは、おじいさん風でした?」
おじさん「そうそう」
--残念ながら、そのおじいさんは認知症でしてね。
--電話したことなんて覚えちゃいないんですわ。
父は「オレが電話なんかするわけないのに」とあっちのほうでブツブツ言っている。
聞くと、不用品の回収の他になんでもやる業者さんのようで、庭の松の木を切って欲しい、その他にテレビや古いビデオデッキ等があるので持っていって欲しいと電話があったと。
松の木は長年母が剪定していたが、最近は夫がやっている。
なぜそんな事を頼んだのか分からないが、今のところ松の木を切る予定は無いのでそれはお断りして、古いテレビや電気製品、売ったら少しは値の付きそうな古い農機具を持って行って貰った。
県内だが、この辺とは管轄が違うナンバーだったし、もしかしたらフラッと入ってきた怪しい業者なのかも知れないが、怒らせても良いことはない。
8千円也-
母に「いずれ片付けなきゃならなかったし、いいよね」と言って家に戻った。
夕方母に呼ばれた。なんかクスクス笑ってる…
父「今日は変なやつが来て、テレビを持っていくと言うから怒鳴りつけてやった」
--え~っ、ジジイは庭の端っこでブツブツ言ってただけやん
--父が、面と向かって他人を怒鳴れるような度胸が無い事は母も私も承知だが、
--増して今日は現場を押さえているのに、それを言うか。
私「テレビはその業者が持って行ったんだよ、部屋がすっきりして良かったね」と言って居間が見えるようにガラス戸を開けると
父「あぁ、邪魔だから持って行くように言ってやったんだ」
秒で変化する謎の脳ミソを持っている。
恐るべし認知症。