叔母の施設には嗜好品の他に時折季節の下着や衣服も持って行く。
洗濯物は、全部施設の洗濯機でぐるぐる回しちゃうのでどうしても傷みが早いし毛玉もできるし行方不明にもなる。施設で洗濯をして貰えるだけで有り難いので、それに関しては全く何とも思っていないのだけれど、叔母がもう少し頭がしっかりしている頃は大変だった。
叔母がまだ教会の人に連れられて施設からお祈り?に行っていた頃、肌寒くなってきたので暖かめのカーディガンが欲しいと施設から連絡を貰った。
私は昔からカーディガンをよく着るので、サイズの合わなくなったもの、デザインがちょっと古くなってしまったもの、丈が短い物長い物、買ったけど何となく着ないもの等々結構な数のお古ストックがあったため、新し目の物を見繕って持って行った。
...のだが、そのカーディガンを見た叔母が
「これはお百姓さんの服かしら。私、こんなのは着ないわ」と。
おひゃくしょうさん....?
理由を聞くと、私は↓の赤線で囲んだ辺りの色の服を好んで着るのだが
「これは土で汚れる時に着る色」だそうで、叔母は白丸で囲んだ辺りの淡い色を好んで着るらしい。言われてみれば叔母のアパートを片付けた時に全体的に淡い色だったかも...と思い出した。
そんな訳で、お百姓さん色以外の服は我が家には1枚も無く、母も淡い色は着なかったので、タンスの肥やしがいっぱいあるのに新しいものを買わなければならず。
淡い色なら何でもいいかと言うとそうでもないらしく、「細かいお花の絵ならいいけど、線が入ってるのはちょっと」「肌に触るところが綿ならいいけどこれはちょっと」等々お好みもあり😭一緒に買いに行くわけではないので悩んで時間ばかりかかるのが地味に大変。
今はもう色んなことが分からなくなっているのでごそっと置いてきちゃうけど、相変わらず色だけは気にして購入している。
