一昨日、叔母の施設から電話があって、前歯の下の歯がグラグラしているので
抜いて入れ歯にしたほうが良いのでは?と。
良いのでは?と言われても、入れ歯にした近親者がいないのでよく分からない。
老人を見慣れている施設の人がそう言うのだから、多分そうなのだろうけど
それを決めるのは私なのね?
とりあえず歯科を受診して下さいと言われての今日。

毎回教会の人にお願いするのも申し訳ないし、ここ何日かは父も落ち着いているので施設に向かった。

施設のすぐ近くには複数の個人病院があり、歯科もある。
叔母を連れて徒歩で向かう。

田舎に住んでいると、玄関前から 行った先の入口の前まで車なので道路を歩くということがほぼ無い。300mも道路を歩くなんて何年ぶりだろう😅

共通の話題も無いし、どこに行くのか本人は分かっていないようなので話しも弾まず黙々と歩く。


生保の場合、窓口で渡す紙がありそれを渡して長椅子で待つ。
掃除の行き届いたきれいな歯科医院で、ちらっと見えた先生も優しそう。

名前を呼ばれて、先ずは叔母だけが入って診察して貰う。
ほどなくして先生が待合室まで来てくれて説明を受ける。
かなりぐらついてはいるが、すぐ取れるというほどではない。
今の歯を抜歯するとなると結構出血もあると思う。「綿を噛んでいて下さい」とか「血が止まるまで少し時間がかかる」とかの説明が必要になるが、話してみたところ結構認知症が進んでいるように見受けられるので、抜歯後に指で触ったり、忘れて何かを噛んでしまう可能性もある。
できればもう少し抜けかけてからの方が良いと思うとのこと。
なるほど、仰るとおり。
注意を1分以上覚えていられるとは思えない。

もっと抜けかけてから再来しますと受付で言って施設に戻ると、玄関先で、施設の別の階の介護士さんと行き合った。

介「あらCさん、お出かけだったの?」
叔「ええ、こちらの親切な奥さんが お散歩に連れて行って下さったの」

--この間まで名前で呼んでいたのに、私はどこかの「親切な奥さん」に降格してしまった…

介「あらそう! 今日はお天気も良くて良かったわね♪」

--いや、良くないわよ、認知症かなり進んでるでしょうコレ。

--抜歯した後の綿は1分どころか10秒も噛んでいられないと思われる叫び