今日は、夫が有休を取って父を連れて母の病院に行ってくれた。
電池交換もしたことが無いんだから、それくらいやってもバチは当たらない。
帰りにお昼も食べてきてと頼んだが、果たしてできるだろうか。

夫は私が知っている人の中で食べるのが一番 早く

父は私が知っている人の中で食べるのが一番 遅い

夫は、火傷するほど熱いものでも辛い物でも、ほぼ飲むように食べる。
対して父は、猫舌な上に一度口に入れたら30回以上噛む事を昔から励行している。
120まで健康に生きるための秘訣だそうだ。

母が今でも時々話すのは、10年ほど前の母方の親戚の葬儀。

告別式の前の昼食で、殆ど顔見知りなので皆で会話をしながらの食事。
父は面白いことも言わないし、そもそもピントがずれているので他の人もあまり話しかけない。


みんなは話しをしながらも食べ終わって、お茶も飲んで、

開始間近の放送があったので会場に向かう。
それでも父はいつまでも食べ続けていて終わらない。
母が急かすと「早く食べるのは貧乏人のすることだ」などと悪態をつき食べ続ける。
斎場の片付けの人もドアの前で半身を隠して待っていたが、食べ続ける。

そもそも周囲の状況を見て気付くなどと言う芸当は父にはできない。


もう本当にギリギリなので、先に式場に行っていた母が再度迎えに行くと
ちょうど食べ終わって、初めて周囲に人がいないことに気付いたらしくキョロキョロしていたと。

さて、性格も真逆、スーパーせっかちな夫は
ウルトラ鈍足で猫舌な父が食べ終わるのを待っていられるだろうか。

面白い展開を期待したのだが、帰ってきて何を食べたか聞くと

ざる蕎麦 だったそうで。

 

全然面白くないじゃん!

熱いの食べなさいよ!