その後道交法が改正されています。
※現在は家族からの免許返納も可能です。
※現在は認知症と診断されたら運転免許の取り消し・停止となります。
-------------------------------
日々車の運転を止めなければならないと画策しているのだが
言えば言うほど反対方向に進むこの老人を
どうすれば良いのか、なかなか良い案がない。
止められるのが分かっているのでこっそり出かけていく。
見つかれば暴れるので益々手が付けられない。
車を売り払えばいいだろうというのは認知症を含む老人を分かっていない。
運転が危うい=買い物ができない ではない。
日常の買い物はもちろん、車の購入だってできる。
通帳を隠しても再発行を申し出て手続きもできる。
自分で車屋さんまで出向けなければ、
「歳をとって億劫なので、○円くらいの△色の□□CCの車を」
と電話すれば、初見の車屋さんでも喜んで見繕って持ってくる。
印鑑証明だって取ってきてくれるし、車庫証明の書類も出してくれて
書類は家で書くと言えば、書類を携えていそいそとやってくる。
認知症でも、家人が留守の時を見計らって来てもらうような知恵もある。
代金の振り込みだって難なくできる。
で、ある日突然ナンバーの付いた今すぐ乗れる車が庭に到着して家族が驚くのだ。
↑半年前の、我が家の場合
普通の人から見たら結構進んでいるように見える認知症でも
相手にそうとは知られずに上手に世間話しができるので
ここに名前を、ここにハンコをと言って貰えれば
あっという間に契約成立。
車の売り払いは、次回また本人の預金が減るだけで抑止にはならない。
近所のおじいさんが、何度止められても運転するので
家族が車を売り払ってしまったのだが
田舎あるあるで、近所には鍵が付いたまま庭に置いてある車がある。
家族の車なら、鍵を持ち出さないように気をつけられるが
近所の車まで鍵を隠すように強要する訳にはいかない。
案の定、ある日このおじいさんは近所の車を勝手に乗り出してしまった。
幸い大事には至らなかったが次回も大丈夫とは限らない。
近所にまで迷惑をかけたとなれば家には置いておけない。
程なくして、おじいさんは老人ホームに入ったと聞いた。
いつも穏やかで退職後も地域に貢献していた人である。
常日頃から父は「俺は一家の主人公」と言う。
世帯主でも主人でもなく、何故か主人公なのだ。
恐らく尊称の「公」を一家の主の呼称に付けちゃったんじゃないかと思うのだが真相は分からない。
まあ、とにかく俺様は偉いところから全てが始まる。
そんな父が言うことを聞くとしたら肩書が立派な人なのだが
残念ながら、私にはそういう知り合いがいない。
市の広報に「お年寄りの困りごとはこちらへ」というのを見つけた。
...というわけで、家人が言うと逆上するし母に危害が及ぶので、病院の先生から言って欲しいのですが。
でもって、本人は認知症だと認めないので、精神科以外の先生で。
というわがままな要求 m(_ _)m
検討した結果、脳や心臓を専門に扱っているB病院ならどうだろうということになった。
早速予約した。
一歩前進か。