前に、父がよくトンチンカンな事をすると書いたのだがその詳細を。

自分でも物忘れが多くなったとは思っているようで、
病院に行った時に先生とのやり取りを録音したいと考えた父は
新聞の広告欄にあった日本○販のICレコーダーを購入したらしい。
目の前にある、使いもしない契約テンコ盛りのその携帯でも録音できるんだけどね。

聞かれなかったので、答えてあげられませんでしたが。

で、箱を開けてびっくり仰天。
テープを入れるところが無いじゃないか!
コレは不良品だ、詐欺だ!文句を言ってやる!
「もしもし、佐川○便か?昨日持ってきた録音機、カセットテープが入らないじゃないか!」

私が呼ばれたのはこの後なので↑は想像w

父「佐川のヤロー、しらばっくれやがって」
私「どういうこと?」

  カクカク・シカジカ

私「え、佐川に電話しちゃったの?」
父「佐川が持って来た」

目の前に、NTTの電話代の請求・領収の封書が置いてあったので
私「この電話料の請求額に間違いがあったら、配達した郵便屋さんに文句言うの? 」
父「これは紙だから」

--相変わらず話しが噛み合わない驚き


で、佐川○便に電話したが埒が明かなかったらしく私を呼んだらしい。
そりゃ、予定日に届かないとか 箱が凹んでいたとかのクレームなら慣れてるだろうが、
ICレコーダーにテープを入れるところが無いと言われて
埒が明く配送会社があったら びっくりだ。

購入したときの新聞の切り抜きを保存してあったので(受付印済)見せてもらったのだが、なんか書き込みがいっぱい。
こりゃ購入前にも何度か電話してるな。

とにかく、ここを押して「あーあー」で、ここで再生「あーあー」ほらね。

膨大な量が録音できるから、あちこち触っちゃうと分かんなくなっちゃうよとか、とにかく押すのはココとココだけと言って、何回か録音・再生のテストをして完了した......と思われた。

その後、2時間くらいしてまた呼ばれた訳だが、その間に、録音できないと日本○販に電話したらしい。
本人が言うには「これは1回だけしか録音できないと言っていた、騙された」と。

-- なにを言ってるんだ

さっき何回もテストしたでしょ。
ここを押して、はい喋って、はいここを押して....を何回か繰り返す。
ほら、何回も録音できるでしょ。
父「だから、この後はもう録音できないって事だろ」

--【再】なにを言ってるんだ
--もしかして今のを全部で1回とカウント?さっぱり分からん。

じゃ、もう1回やるよ、ここを押して(略)
さっきのも、今のも全部残ってるでしょ。
父「だから、この後はもう録音できないと(略)」

SDカードなどを見せつつ、ICレコーダーとは何ぞやという話を図解を交えて話したが、まあ分かんないよね。
いくら話しても「もう録音できない」から抜け出せない。

こんな強烈に短時間で記憶に刻めるなんて、日本○販のサポセンの優秀さに脱帽である。

その日はもう放っておいたのだが、数日後レコーダーが壊れているとまた呼ばれた。
父「録音されてない」

--だからさぁ

また繰り返すのかと思ってうんざりしていると、父が再生ボタンを押した。
ICレコーダー「もしもし、〇〇について聞きたいんですが」

ん?録音できてんじゃん。
ICレコーダー「ええ、そうなんですよ、えぇ。」
私「ちゃんと録音できてるね」
父「いや、先方の声が入ってない」

--いや、だってこれスピーカーで話してないでしょ
--ご所望のカセットテープでも無理ですよ

家には、昭和50年代に先方との電話のやり取りを録音する機械があった。
オンフックとかできない、黒電話の時代である。
実際それで先方の声まで録音ができていたのかは覚えていないが、

録音したい電話のときに父が吸盤みたいなのを電話機本体に付けて

カセットテープの電源を入れていたのを思い出した。

聞くと、今日はそれをやりたかったらしいのだが、

うーん色んな意味で根本的に何かが違う。