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*本日の一枚*


<アカデミー賞>菊地凛子さんが助演女優賞にノミネート

1月23日23時15分配信 毎日新聞


 【ロサンゼルス國枝すみれ】

第79回アカデミー賞の候補が23日、ロサンゼルスで発表され、

菊地凛子さん(26)が「バベル」の演技で助演女優賞にノミ ネートされた。

受賞すれば、日本人俳優として

1957年(受賞は58年)のナンシー梅木さん(「サヨナラ」)以来、

49年ぶりとなる。

「バベル」は作品賞 はじめ7部門でノミネートされた。

また渡辺謙さんら日本人俳優が出演した

クリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」が、

作品賞と監督賞、脚本 賞、音響編集賞で選ばれた。

発表・授賞式は2月25日(日本時間26日)、

ハリウッドのコダック劇場で行われる。






*本日の一枚* は、

菊地凛子さんのアカデミー賞助演女優賞ノミネートを記念して

49年前に、東洋人初のオスカーを手にした祝

ミヨシウメキ (梅木美代志) こと ナンシー梅木

の渡米前ビクター時代の音源を集めた1枚(2001年発売)です。


ナンシー梅木, ゲイ・セプテット, グラマシー・シックス
ナンシー梅木 アーリー・デイズ1950~1954
1. スリーピー・マイ・ラヴ
2. イット・イズント・フェア
3. センチメンタル・ミー
4. 愚かなり我が心(マイ・フーリッシュ・ハート)
5. アゲイン
6. マンハッタンの月
7. わが心に歌えば
8. 私はひとりゆく
9. マイ・ベビーズ・カミン・ホーム
10. 私はうしろを歩いてる
11. ドギィ・イン・ザ・ウィンドウ
12. サヨナラ
13. マイ・イチバン・トモダチ
14. 今宵夢で(ヴァイア・コン・ディオス)
15. キス・ミー・アゲイン・ストレンジャー
16. アイム・ウェイティング・フォー・ユー(君待てども)
17. ある月の夜に
18. 哀愁の一夜
19. その人の名は言えない
20. 夜のささやき
21. 泣きたいような
22. なぜ信じられないの




が初めて、ナンシー梅木の曲を聴いたのは、

20年ほど前でしょうか?

ラジオで
大滝詠一山下達郎

進行役の
相本久美子(懐かしいあ)の

「今一番好きな女性ボーカリストははてなマーク」の問いに答えて、


大滝詠一が挙げたのが、

ナンシー梅木の「アイム ウェイティング フォーユー」でした。

(ちなみに山下達郎は、アレサ・フランクリンだったか、

ロニー・スペクターを挙げていたように記憶しています)


平野愛子のヒット曲を英語で歌ったおんぷぅ♪♪ものでしたが、

その甘いハスキーヴォイスラブ目

ほのかな温かさを感じさせるすばらしいものでした。



2001年にこのCDが発売されると知ったときは

すぐに予約を入れましたね。

全体的に彼女が得意としたバラード調の曲が多いですが、

英語の発音を聴いてもヘッドフォン違和感は有りませんね。



日本人女性の本格的ジャズシンガーの第1号

だと言われていますが、

ジャズと言っても、英語だけでなく、

日本語や日英語チャンポンの曲もありますが、

耳にスーッと入って来る自然な言葉の流れには、

戦前からの試みを通じて、実はこの時代こそJ-POP的感性は

完成されていたのではないかと思えびっくり

無理やり訳の分からん英語も繋げた最近の曲の方が、

よっぽど幼稚に聴こえますね
髑髏





梅木さんは55年に渡米し、

ブロードウェイ・ミュージカルやハリウッド映画で主役を務め、

アメリカでも不動の地位を築かれたようです。

向こうでもLPを2枚出しているようですし、

60年代後半には、日本でも凱旋コンサートを何度か

開いているようです。

アメリカ人と結婚し、現在は引退され、ロスに住んで居られるとかmiffy



菊地凛子さんもオスカー、受賞できたら良いですね元気