北朝鮮核実験:「米軍検出」で日本政府も情報収集 | ダメぽウサギぴぴのカバワラ日記

北朝鮮核実験:「米軍検出」で日本政府も情報収集

 米軍が朝鮮半島周辺の上空で収集した大気のサンプルから、核実験を行った際に放出される放射性物質が検出されたことが14日、分かった。米政府が同日、暫定調査結果として日本政府に伝えた。ただし検出量はごく微量のため、9日に北朝鮮が行った核実験によるものと断定するには至っていないという。政府は引き続き、米国など関係各国と連絡を取りながら情報収集を進めている。

 複数の政府関係者が14日、明らかにした。それによると、検出された放射性物質は微量であるうえ、初期的な分析にとどまっており、9日の核実験で放出されたものと断定するには、さらに高度な解析が必要という。ただ、検出された放射性物質は、自然界には存在しないもので、核実験実施の証拠となる可能性が高いとみられる。

 米軍は北朝鮮による核実験後、沖縄県の米軍嘉手納基地を拠点に、放射性物質の検知が可能な気象観測機(WC135W)を北朝鮮周辺に飛ばし、観測を続けてきた。今回の放射性物質も、この気象観測機が収集した大気のサンプルから検出されたという。

 北朝鮮の核実験をめぐっては9日、同国が「実験成功」を発表。しかし、核実験全面禁止条約機関(CTBTO)準備委員会は13日、特別会合で放射性物質は検出されていないとの観測結果を報告した。日本でも36都道府県などが観測を行ったが、放射性物質は検出されておらず、地震波のデータだけでは核実験か大量の爆薬を使ったものか判定できない状態が続いている。【古本陽荘】

 

 文部科学省防災環境対策室は、「米軍が収集したデータについては把握していないが、これまでに防衛庁や全国の自治体が収集した国内の観測結果に異常はなく、現段階で国民への健康影響、環境影響はないと考えている」と話している。【高木昭午、永山悦子】

毎日新聞 2006年10月14日 12時04分 (最終更新時間 10月14日 13時35分)




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制裁措置で

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