おはようございます。藤沢在住・つっちゃんです。
映画「ヴィンセントが教えてくれたこと」をNetflixで見ました。酒・ギャンブルに溺れる捻くれたおっさんと、その隣に引っ越してきた少年との交流を描いたありがちな映画なんだけど、なかなか面白かったです
ありがちなんだけど、やはり最後はうるっときてしまった(笑)。エンドロールで流れるBob Dylanの曲と、それに被せてビル・マーレイがド下手に歌うのがとっても印象的
さて、今日の1曲はこれで。暗い。そして重い。
「Sting / Russians」
YoutubeのPlaylistはこちら。
邦題は「ラシアンズ」。この曲はBillboard誌で1986年3月に2週間、最高16位を記録。彼の1stソロアルバム「The Dream Of The Blue Turtles」(邦題:ブルー・タートルの夢。最高2位)に収録されていた曲で、4枚目のシングルとしてカットされました
年間チャートではアルバムのみチャートインしていて、85年は50位、86年は33位
この曲はひたすら重く、暗く感じてたのをよーく覚えてます。そう感じた人、結構多いんじゃないかな・・・。このアルバムからリリースされた他のシングルとの比べるとさらに重苦しさが際立ってましたよね
この特徴的なこのメロディはロシア人作曲の組曲から拝借してるそうっす。有名な話らしいけど初めて知りました
この曲は米ソ冷戦が背景にあって、当時の両国トップを引き合いに出し、米ソ主張に対して「そんなん同意できん」と歌ってます。
でも最後まで聞くと「もしロシア人も子供たちを愛してるなら・・・」と平和はロシア人にかかっていると歌ってます・・・。まぁ、Stingは西側の人なのでそうなるのかなー
PVでさらに重苦しさ倍増。全編モノトーンで撮影されていて、The Policeの「Every Breath You Take」を思い起こさせますよね。
でも監督は別の人(「Every Breath〜」はGodley & Creme)で、この「Russians」はフランス人の方が監督されてます。同じくモノクロのDon Henleyの「The Boys Of Summer」が代表作
で、1987年のグラミー賞でも演奏してました。タキシードの彼が中央で一人スポットライトを浴び、ギターを奏でながら歌う姿はなかなかカッコいいっす。ちょっと画像が荒いのはご勘弁を。
ちなみに前述した冷戦に関してだけど、80年代ってその冷戦を背景にした曲が多かったのも特徴的っすよね。
過去記事振り返ると、FGTHの「Two Tribes」が代表的だけど、他にもいくつか取り上げているのでこちらもどうぞ。
ということでまた次回
彼の過去記事はこちら。
で、冷戦関連記事はこっち。
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