評価★★★★☆
またしても重い内容
犯罪者の家族。。。
まぁ、犯罪の内容にもよるとはいえ、
犯罪者が世の中から批判を受けるのは自業自得だけれど。。。
私的には、犯罪者とその身内は、別の人間だろ?って感じだけれど
いざじぶんが被害者側ならそうは言えないだろうし
どちらかというとこう考える自分が少数派であることもわかっているだけに
切ない気持ちでこの本を読ませてもらった
この本を読む限りでは、
身内に犯罪者がいても幸せになりたいのなら
過去を捨て犯罪を犯した身内とは一切の縁を切るべきだって言っているような
部分もある気がしたんだけど果たして本当にそうなんだろうか?
人って自分が不幸な状況にある時って
一種の防衛反応で何か人のせいにすることで
自分を守ろうとする生き物だと思うんだよね
そう考えると不幸の中に身を置くことは何の解決にもならない気がする。。。
どんな身内であれ縁を切るのは寂しい事だろうし
過去を捨てるということは
今まで生きてきた自分の全てを否定することになるだろうし。。。
そんな事をして本当に幸せになれるかなぁ
表面的な安定は手に入るかもしれないけど
常に心は寒々とするんじゃないかなぁ。。。
まぁ、人の価値観なんて人の数だけあるだろうし
幸せに感じる内容についても同様だろうから
そういう考えも当然あるだろうなぁ。。。ってのはわかるんだけど
私の価値観とは、対極する考えだなぁと思って読んでた
しかも、実際に犯罪を犯したならともかく身内ってだけでしょ。。。
ある意味被害者でもあるのに
そう簡単に納得できるかなぁ。。。。。
上手く言えないけど、
あえて犯罪を犯した身内に自分がどれだけ苦労しているかを見せ
そのうえで幸せを掴み
犯罪を犯すということがどれだけ周囲の人間を傷つけるのかを
実際に犯罪を起こした身内に自覚させることこそが
救われる唯一の道なんじゃないかなぁ。。。
なぁぁぁんて、珍しく真面目に考えちゃいました
それにしても。。。
ホント、人の気持ちに上手く入りこんでくる文章だなぁ。。。
東野圭吾さんってすごい作家さんだと思う
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