<前回のあらすじ>
けーちゃんとプールに泳ぎに来たが、けーちゃんは海パンの下にパンツを履いてきてしまっていた。
で、着替え終わりました。
帽子を袋から取り出しました。
被りました。
ゴーグルを取り出しました。
ゴールドでした。
完全に忘れていました。
けーちゃんはゴールドぶりに笑っていましたが、僕はやる気をなくしました。
シャワーを浴びてプールサイドに出ました。
ゴールデンアイのお披露目となるので憂鬱です。
人は少なく、年齢層は高い人ばかりですが、2人くらい同年齢くらいの人がいました。
最悪です。
ちなみに、ここのプールは長さが25mで、3レーンに分かれています。
入り口から見て、
一番奥:練習用
真ん中:上級者用
手前:ウォーキング用
となっていました。
人は少ないのですが、それぞれのレーンに何人かはいました。
あんまり歩くつもりはなかったので泳ぐレーンに行くのですが、
上級者用は割りと若い上級者っぽい人が泳いでいたので、練習用に行きました。
プールサイドを回ってザブーンとプールに入りました。
温水プールなので冷たくないのですが、最後にプールで泳いだ中学生の頃を
思い出す様な懐かしさを感じる事はありませんでした。
だから、涙も出ませんでした。
最初は、やはり野生の本能に溢れる「平泳ぎ」で泳ごうと思いました。
「クロール」は人工的です。
スタート位置につきました。
息を吸って
両腕が耳につく様に上げて
両手を重ねて「けのび」の体制をとり
そして、潜りました。
膝を曲げ
壁に足を当てて
膝の屈伸運動で
スタートしました
久しぶり過ぎて目が開けれませんでした。
そして、起き上がりました。
ゴーグルをし忘れていました。
頭にセットしたまま忘れていました。
きちんとセットし直し、泳ぎました。
水の中は思った以上に良いところでした。
日常を本当に忘れられた気がします。
『これがリラグゼーションか・・・。』
と、心の底から思いました。
僕は癒しが好きで、
リラグゼーションの音楽、アロマキャンドルなどを好みますが、
純粋な癒しをこのプールで感じました。
最後に海で泳いでから6年くらい経ちますが、意外と泳げました。
25mくらいなら余裕でした。
けーちゃんと、
「意外と泳げるから上級者コースに行こう!」
って話になりました。
ただ、その日は上級者コースに本物の上級者がおり、「平泳ぎ」のスピードでは追いつかれそうなので、
「クロール」をしなければなりませんでした。
でも、『まあ、大丈夫じゃろ?』と思い、けーちゃんと共にレーンを移りました。
まず、けーちゃんがスタートしました。
半分くらいまで行ったので、僕も行きました。
息継ぎの仕方があいまいだったのですが、なんとかなるなろうと思ってスタートしました。
まず、バタ足で加速します。
1回、2回とバタ足をします。
1かき目
2かき目
そして、足をつりました。
ふくらはぎをつりました。
ビックリしました。
バタ足3回目くらいでつりました。
フィッシングの方なら「入れ食い」の予感でしょう。
でも、つった場所は海でも川でもなく、ふくらはぎです。(右足)
運動不足とは思っていましたが、水圧に耐えられないふくらはぎになっていたみたいです。
息継ぎの心配をする必要はありませんでした。
すかさず、隣りのウォーキングのレーンに逃げ、そのままプールサイドに上がりました。
でも、足が痛すぎてその場で転がりました。
何事か!と監視員の人が近寄ってきました。
恥ずかしかったですが、それ以上に痛いです。
とりあえず、帽子を脱ぎました。
ゴーグルも一緒に取れました。
ゴールドでした。
すっかり忘れていました。
痛かったですが、それ以上に恥ずかしかったです。
全員こっちを見ていました。
この後、「ゴールデンアイが足つった」という話で、お茶の間を賑わしたのでしょう・・・。
やったー!!
