ので、好きな漫画について書いてこうと思いやす。

カネコアツシさん作 「BAMBI」
純潔無垢な少女「BAMBI」が、「じじい達」のおつかいでちびっこ「pampi」をポップスター「ギャバキング」一味から奪って「じじい達」のもとに返すとってもファンシーなお話です。時系列も上手にできてます。
総じてエンターテインメント、これぞ娯楽漫画(もちろん褒め言葉です) だと思ってます。
私のほしいものがいっぱい詰まってます。
ここまで書いて
好きな物なんだからほいほい書けるだろう!!と私思ってたんですが、新しく好きになったものはさくっと書けるのに、もともと好きな物のことを書く とゆうことの難しさにびっくりしています。
書きたいことありすぎてまとまらないもんですね!!!!
話を戻します。もう少しどんなお話か とゆうことを掘っていきます。
BAMBIはじじい達に言われた通りさくっとpampiをかっさらいます。あとはじじい達の元にpampiを届けるだけ・・・なんですが、BAMBI&pampiに「5億円の手配書」がかけられてしまいます。
手配書を見た、表で活躍しているアングラな人たちや、ウラで活躍しているアングラな人たちが次から次へBAMBI&pampiの元にやってきます。
一部の敵に関する人情エピソードなども踏まえながら、物語はすすんでいきます。そしてBAMBI達もじじい達のもとへ近づいていきます。
近づくにつれて、それまではられていたふせんも少しずつ回収されていきます。じじい達はなぜpampiを取り戻そうとするのか、ギャバキングもどうしてそこまでpampiに執着するのか、ギャバキングの側近?チャーリーとは何者なのか
BAMBI が主人公で間違いないと思ってるんですが、この物語にはもうひとり主人公がいます。
青年タナハシです。純粋無垢なバンビとはいい意味で正反対の、「やろうと思えばなんだってできるけどそれをしようとしない」あえて言うならTHE 今どきの若者 それがタナハシです。
BAMBIとの偶然で、必然的な出会いに感銘を受けたタナハシは持ち前の頭の回転のよさと要領のよさで、独自でpampiとじじい達、そして(一応雇われている身でもある)ギャバキング一味の謎を解いてこうと奮闘します。
このタナハシ君がいることによって、「所詮漫画の中の話」からほどよい「リアル感」がうまれてくる感じに拍車がかかっているように私は思います。
いい味出してて大好きですタナハシ君。
終盤は、ラストへ向けてテンポよく進んでいくんですが、前半は、上でも少し書いたように、5億につられた、または殺しの匂いに惹きつけられた刺客とのエピソードが結構あります。
その中で一個好きな話のワンシーンがこちらです。

グラビアアイドル目指す可愛いけど少しおばかな(まあそこがまた可愛いんですけど)女の子ナオがBAMBIと出会うお話です。
夢を追いかけてるんですが現実はなかなか厳しく、宣伝写真を撮ってもらうために何人ともやり、それでも日の目をみることはできず、現在事務所社長のてほどきで(;;)ホテトルとして頑張っている女の子のお話です。
「5億なんてわたし何百人とやったって追っつかないじゃないのおおおおおお!!!!」
名台詞だと思ってます。この前に、偶然手に入れた銃で、またしても偶然出会ったBAMBIに銃口むけちゃってるのでフラグはたっているんですが、BAMBIはナオの髪留めをえらく気にいったらしく(さすが女の子です。)
「あたしバンビ」「それくれ」
といい、ナオから髪留めをもらう(奪う)と
ニィー と笑いながら去っていきます。
ナオはそのあとも普通にお客さんの待つホテルへ向かいます。BAMBIの髪留めを髪につけて。
BAMBIは、ナオの髪留めをつけて、血で血を洗うような場所へ向かっていきます。
いいお話です。
鳩のおじさんや、3姉妹や、チャーリー、時計屋夫婦、書きたい人はいっぱいいるけど
私の周りの人はみんな知ってそうだけどw
まだ読んだことない人いたら是非。読んでみてください。ほんとはバンビ パンピ表記で書きたかったけど、ば と ぱ 点々と丸 見間違いやすいので横文字にしました。
作者のカネコアツシさんが監督として参加してます。最後のお話です。これもおもしろかったのでいつか書けたらいいな。