小さな熱帯魚店?を営む 父 母(後妻)娘 が、でっかい熱帯魚店を営むおっちゃん(村田)にかき乱されるエログロサイコサスペンスラブホラーでした。
どうなの!?って思う箇所も多々あったけど、テンポがよかったので最後まで飽きることなく一気にいけました。
のっけから、主人公の奥さんの乳の谷間に、とゆうかカメラワークにやられました。
ただのサービスショットかなと思ってたんですが、ああゆう服装 を見せることで主人公の奥さんの過去やら内側に抱えたもの映し出してるのかなあ。服装の乱れは心の乱れ!って昔風紀の先生言ってたしなあ。
娘、奥さん、村田の奥さん、出てくる女性みんなそれぞれ魅力的でした。
中でも一番のお気に入りは村田の奥さんの 愛子さん。最初わざとらしくないかい?って思ってたんだけど、どんどんおかしくなっていく様に釘付けになっちゃいました。
間違った解釈になるかもしれないけど個人的解釈でいろいろ書いていきます。
ここからネタバレになるかもしれないです
主人公は極限の恐怖を何回も味わうことで気がふれた のではなくて、むしろ覚醒したんだろうな。村田はそれを知って、何かの匂いに反応して村田を パートナー に迎え入れたのかな。
弱いときの自分と似てる人を見たら(まあ今でも弱いんですが///)イライラとゆうか同族嫌悪と言うか、なんかなんとも言えない感情になることあるしね、村田が主人公にやられるってのは必然だったのかもしれないです。とどめさしたのは愛子だけどwその可能性を知ってか知らずか…
色々物思いにふけれますね!
単純にみつこちゃん&主人公の奥さんが好みだったからってのもあるかもだけどw最後までみつこちゃんがやられなくてよかった。それだけでハッピーエンド度が増します。それだけで私の中ではこの作品は ハッピーエンド になりました。
この物語の中で大きな役目を担ってくのが 村田 なんですが、村田は残酷極まりないwけど、知ってる 人なんだろうなと思いました。
村田が経営する大型熱帯魚店に 訳アリ な女の子達を寮制にして働かせてるんですが、その女の子達と村田がせくすするシーンは一度も出てこなかったんですよね。見えないとこでやってるのかもしれないけどw
主人公の娘のみつこちゃんにも抱きついたりはしてたけど、手は出さなかった。
村田の優しさ、マイルール、節度 なんか、そこらへんから汲み取れないかなと感じました。
とゆうか手を出してないことを祈ります。
悪人だと思うけど、そうゆうとこ見ちゃうと完璧悪人(なんて世の中にいないのは分かってるつもりだけどw)ではないんだろう、あってほしくないと思いました。
まあ「映画」だから思えるんだろうな。
小さい頃精神やられた父親とふたりで隔離されて過ごしたってちょろっと言ってたんですが、村田は全部をそのせいにはしてないんですよね、男らしい と少し思いました。
そんでこの作品が 話題作 ってなったのにはエログロ描写の力も大きいと思うんですが、そこらへんは専門外wなので、ちょっと前に見直した殺し屋1でもそうだったんだけどw可もなく不可もなく見ることができました。とゆうかギャグにしか見えなかった><
ただ、心理描写は結構リアルにできてたんじゃなかろうかと思います。いや、私的にはかなりリアルにできてたんじゃなかろうかと思います。
なんでエログロ部分は軽く無視して、私はそこに重点を置いて観たので楽しめましたw
あと役者さんが素晴らしいなと思いました。村田を演じたのが でんでん だったんですが、冒頭から こいつ怖い!って思わせる雰囲気とゆうか演技とゆうか、たまにくどいけどwいい役者さんですね。
一人感情移入できる人を挙げるとしたら、私は村田の嫁の愛子かな。
主人を探してる、自分ひとりじゃなんにもできない、そんなとこかな。
寄生する相手が村田じゃなかったら、主人公じゃなかったら、と思うと心が痛いです。
あと名前忘れたwけどヅラかぶってる運転手さん、彼と、途中指人形プレイ?シーンが出てくるんですが、その人形がクマさんとウサギさん><かわいかった。そのふたつだけが癒しでしたw
狂ってるけど狂ってない。ぶれてるけどぶれてない。そんな作品だと思いました。
私は素直におもしろいと思いました
