~御形邸~
河童に勝って10勝め(通算30試合30勝)。キリのいいところで(?)御形屋敷へ帰ってきた。
「今日は焼肉(8・29)の日!」
いつもの(御形家の)面々に加え、塔で会った連中も何人か呼んで庭でBBQ(゚∀゚)
屋敷の周りは広大な田畑で、近くにほかの家はないから大丈夫w
「きゅうりが一番うまいクヮ(´∀`)」
ポリポリと軽快な音をたててきゅうりをかじる河童。皆が準備してる間にコイツだけ食べてるw
「あっ…こら、オリリア!」
生肉を素早くさらっていくオリリア。気づいたときにはもう食べてる('A`)
「生肉なんか食べて食中毒になっても知らないわよ!(`ε´)」
「オゥ?ヾ(・∈・`)ノ゛」
首を傾げるオリリア。
「梟は兎や鼠も食らうからの…おそらく平気なのじゃろ」
橋姫が言った。
確かに野兎やネズミに比べたらまだ安全…かな?

「お肉焼けてきたみたいだョ
ほら、このへんトカ★」鈴彦姫が言い終わらないうちに、
「はふ、はふ、もぐもぐ…おいしいの♪」
もうサンダルフォンが食べてる(ノ∀`)
「お野菜も食べてね^^」
「ぐあぐあ!」
誰よりも大きい谷(イエロードラゴン)がお肉ばっかり食べたら、あっという間になくなっちゃうわよね

じゅうじゅうと焼けて脂が滴り、程よく焦げ目がついた牛肉に箸を出すと…
「あ」
あたしと同時に反対側からグレーテルが同じ肉を箸でつかみ、二人向き合う。
「グレーテル…夏休みの宿題終わったの?」
互いに箸でガッチリお肉をつかんで譲らない。
「当然よ。私は毎年お盆前には終わらせるわ」
お肉がちぎれんばかりに引っ張っても、少しも箸を緩めないグレーテル。
「へー。じゃああたしのために思う存分お肉焼いてよ」
二人の間でバチバチと火花…ではなく、肉汁が落ちて音をたてる。
「いつもお弁当作ってあげてるでしょ?たまには私に譲りなさいよ」
グレーテルと睨み合ってる間にも、
「ウマーヾ(゚д゚)ノ゛幾らでも食べられるよw」
「いくらはないの。…もぐもぐ」
黒うさぎやビアンカがおいしそうにお肉を食べてる。
「いただき!」
グレーテルが一瞬よそ見した隙に、お肉を奪取!
「ふー、ふ…!?」
お肉に息を吹きかけるあたしの口に、グレーテルがキスした。
驚いた拍子にお肉が皿に落ちて、グレーテルに取られた…と思ったら、あたしに食べさせてくれた。
残暑に負けないスタミナつけて、また頑張りましょ!
(つづく)