今、僕の思うこと | Varilog

今、僕の思うこと

あの地震から、5日目が来ようとしている。


僕のいる東京は、程度の違いこそあれ、被災地だ。


昨朝、福島原発2号機の爆発、そして買い占め問題などにも現れている僕たち民衆の静かなパニック状態に、僕は少し冷静さを失った。


一度リセットしよう!と思い、爆睡したのち、とりあえず今の僕の気持ちを素直に吐き出そう、と思い筆をとった。


正直、今もって冷静な判断が出来てるかどうかはわからないのだが。



今、僕は怖れている。対象は2つ、放射線と民衆だ。


現在、東京でも放射線量は普段の10倍近くにまで上昇しているらしい。それでもまぁ、健康上問題はないらしいのだが、件の原発の状況は悪化の一途をたどっている。さらには、先頃の静岡の地震。近くには浜岡原発がある。報道では影響は受けてないとのことだが、充分心配だ。



そして、ここにきて民衆の間にパニックが広がっている。食料や電池などの買い占め問題などを挙げるまでもなく、ニュースもネットも、そしてついに(というかやっぱり)「不都合な情報を隠しているのではないか」といった陰謀論を、面白おかしそうにうそぶく輩まで出てきた。「生きたい」と願うことは、多くの人間にとって至極当たり前のことだし、僕はそれを否定するつもりもない。だけど、事実そういったつぶやきで、地震直後には信じられない団結を見せて情報の供給や「ヤシマ作戦」なる節電計画を成功させてきたTwitterなどのSNSも、ただただ情報の混乱をまねく状態に成り下がっている。たったの5日で、だ。


いろんな立場の人間がいて、ポジティブな人、ネガティブな人、いろんな受け止め方の人がいる。東電や政府にも不都合な真実ってのはあるだろうさ。事実隠してたこともあるだろう。でも、それが届くまでに憶測や推量で色んな情報を氾濫させ、いざ情報が開示になったときに、その信憑性をも疑う土壌を作ってしまうのは我々だ。矛盾している。その人間(というか生命全般にいえる)の本質みたいなものが、今まさに僕らの社会を蝕みだしている。そのことを怖れている。


石原都知事は今回の震災を「天罰だ」といった。そのことはマスコミで叩かれ、民衆の間でも叩かれはじめている。だが、ほぼ同じタイミングで、坂本龍一氏もそれに似たようなコメントを出しているが、そちらは叩かれない。なぜか?言い方の違いもあろうが、本質はそこじゃない。これこそが受け止め方の違い。僕は「天罰」なんてものがあると思うほどには、神様なんて信じちゃいない。だけど、今回の一連の被害ーたとえば津波、たとえば原発ーなどが我々のちょっとした意識の違いでどうにかなった問題じゃないか、という点において、天罰という意見があっても不思議じゃないとは思う。以下、原文ママ。


「日本人の我欲が日本の政治を左右している。減税という耳障りの良い言葉を国民が歓迎する。その信条が政治を曲げている。こういうのを打破しないとこの国は立ち上がらない。だから言った。日本に対する天罰です。大きな反省のひとつのよすがになる。でなければ犠牲者は浮かばれない」石原都知事

「ぼくは自然の力の強大さ、被害の甚大さ、人間のあまりの小ささに呆然としています。これを機会に自分たちを見つめ直し、自然をコントロールできるなどという奢りから目を覚ますことを願ってやみません。被害にあわれた方たち、愛する者を失った方たちへ心から哀悼の意を表します」坂本龍一



僕は今、ここ東京に大事な友達も、仕事も、好きな人もいます。現状で東京脱出は考えてません。


僕の言葉は何も生みません。生むとしたら音楽くらいでしょうか。今、いっぱいギターを弾いています。もうちょっと電力供給が安定したら、何か録音してみようかと思います。


まだまだ余震は続いています。東京は晴れです。少し弱音を吐きました。元気を出そうと思います。



最後に私の友人、宮腰理くんが或る日つぶやいた言葉を記しておきます。自分も同じ気持ちです。



「こんな助け合いが、こんな大きな悲しみの代償でなくても、できますように。していけますように」


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Love & Peace!!! VARI