誰も寝てはならぬ
はい、というわけで祖母のお葬式に出てまいりました。
別に特筆すべきものでもないのですが、今回ひとつ、軽いカルチャーショックがあったので。
まぁお葬式と言えば「お通夜(o-tsu-ya)」なのですが、
なんか今では「一晩持つ蚊取り線香型の線香」なんてものがあるようで、
なんとなんと、みんな続々と寝たり帰ったりしてしまうではありませんか。
もちろん高齢の方も多かったし、子供連れの所やなんかは仕方がないにしても、
なーんか味気なくてねー。気に入らないねーってなもんで。
件の線香もあったんですが、その横の本来の線香も絶やさずにおこうと、
そこから有志で大トランプ大会してやりました。
それはもう残ったものは半分意地になって、
朝来た人らに「なんだまだやってんのか!?」と言われるまで、
こてんぱんに『大富豪』してやりました。
そういえば、まだおばあちゃんが元気な頃、
正月はこうして、親戚みんなでわらわらとトランプしてたな。
火の元が心配なおばあちゃんは、ずっと付き合って起きていて。
だからこれは最高の供養なのだと、通夜の夜、そんなことを思いながら
「ただ便利になるだけの味気ない文明」に唾を吐いてやりましたとさ。
まぁ、次の日の葬儀は予想通りメンバー全員寝ぼけっぱなしでしたが。
タイトルはプッチーニ作曲の歌劇『トゥーランドット』(伊:Turandot)のアリア。
内容はまったく違いますが、良い曲ですよ。

