Les Paulも遂に逝く | Varilog

Les Paulも遂に逝く

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いったい今いるギタリストの何人がこの人を知ってるだろうか。

そしてこの人に間接的にでもお世話になってないギタリストは、果たしているのだろうか。


レス・ポール


この名は多くの人にとっては「ギターの種類名」だろう。

でも、レス・ポールって「この人のシグネイチュア・モデルのギター名」なんですよ。


多分ね、「何今更なこと言ってんだVARIは」と知り合いのギタリスト諸氏は思っているでしょうが、

おそらくレス・ポール氏を知らないでレス・ポールモデルを使っているギタリストって結構いますよ。



だから、あらかじめことわりを入れておきました。


享年94歳。大往生です。



僕はレス・ポールの似合わない男です。その昔、それでもレス・ポールを持っていたことがあるんですが、その時のメンバーからの「おまえは己がわかってない」オーラったら、軽く今でもトラウマになってるほどです。


でもレス・ポールってすごく良いギターなんですよ。Fenderのストラトキャスターやテレキャスターと並んで、もう「三大ギタータイプ」と言っても誰も異論はないでしょ。そういや昔「同じギタリストでも人種は2種類で、(それは)レス・ポール持つヤツか、ストラト持つヤツかだ。」って言ってたのはCharだったか。


閑話休題。


そんな偉大なギターを発案した方こそ、誰あろうレス・ポール氏なわけですよ。


でも、このようなワールド・スタンダードなギターを作った人ですが、彼はそこには留まらなかった。知ってる方はご存知のように、彼の多くの写真で写っている「レス・ポールモデル」は我々の知っているソレではなく、ガンガン改造されているモノが多い。


「定番」を作った人というのはえてして、そこに安住することのない「開拓者」であることが多い。


その典型を行く人、それがレス・ポールさんでした。


彼の音楽は主にジャズで語られることが多いですが、どちらかというとポップ路線。丁度スウィングからビ・バップに移行する時代育ち特有の、小気味良い楽曲が多めで、モダン色が強くなっていっても、フレーズの色彩感はすごくポップだという印象が僕はありました。


そんなに詳しく聴いたわけではないんですが、その革新性と普遍性のバランスの取れた音楽の歩みには、とても共感する偉人さんでした。大変なご高齢ゆえ、致し方ないという思いもありますが、やはり残念ですね。この人も一度生で見てみたい人のひとりだったので。



今年は本当に年末の10大ニュースに事欠かない一年ですね。正直誰にも死んでほしくないです。はっきりいって。


このままいくと「俺が死ぬもんか!」発言でおなじみのロックンロールの権化のあの人もそろそろ…


っていうか、B.B.見ないと!…不謹慎ですいませんm(_ _)m


ご冥福をお祈りします。