航海する敷き詰め草 -4ページ目

広島への旅の話その31
















岩国駅で広島のRさんと待ち合わせ、一緒に錦帯橋までポタリングする。



Rさんとは自転車繋がりで知り合い、二年前のおたふくソースの開業講習時にお世話になった。

恩返しでは無いけど、飯を奢らねばと思ってたのでオススメの瓦そばを食べる。

自転車もキャリアや荷物を外したので身軽。



重たいとされるクロモリ(鉄)だけど、こんなに軽かったんや。



広島の東の端の福山から岩国までがこの旅の行程にしてたので、一応目的を達成したことになる。

錦帯橋、岩国城含めて岩国の景観は良かったです。

正月休みを利用しての長丁場の旅だったから開いてるお店が少なくて、目的の一つにしてたお好み焼き屋さんを巡るってのがイマイチ出来なかったのが残念ではありましたけど。



また行きたい場所が増えた。



今度は吉田の郡山城には絶対行きたいし、瀬戸の島々ももう少し巡りたい。
 
再び岩国駅へと戻り、お土産を買ってRさんとお別れしました。

山陽本線に乗り込んだのは16:00過ぎだったと思う。



つづく。



航【2ORIGINAL】

広島への旅の話その30
















天気怪しいなぁ〜



…と、思いつつもベンチに銀マット敷いて、寝袋広げて就寝したんですけど、パラパラと打ちつける雨の音で目覚める。



うわ~と、慌てて寝袋から出て便所に逃げ込んだ。

テント設営するには良い公園でしたけど、なにせそのままじゃ雨を避ける場所が便所しかない。

寝袋はナンガのオーロラテックだから、多少というかかなりの雨でも大丈夫なんだけど…これは参りました。



1時間半ぐらい寝たのかな?



そのまま撤収し、早朝阿品駅から輪行することに。

野宿、野営、野営、友人宅、野営、野宿、野宿……野宿率が高い。

これからどんなに疲れてても、ちゃんと設営して路地野宿はしないようにします。



雨に遭ったのは未明の時だけで、後は晴れました。



つづく。



航【2ORIGINAL】

広島への旅の話その29
















プレハブ作りの、持ち帰り専門のお好み焼き屋さん。



店内で二人ぐらいはどうにか食べれるお店。



これで良いんだよね、むしろ敷居が低くて良い。

とにかく腹ペコだったから、ダブルを頼んで食す。

開業資金の事とか、野菜の仕入れの事とか色々お聞きしました。



持ち帰りでもう一枚焼いて貰う。



退店時に、入野駅じゃなくて白市駅で電車を待てば本数が多いとアドバイスを受ける。

でも白市駅を通り過ぎてしまい、次の西高屋駅から輪行しました。

広島で降りずに岩国迄一気に行く予定だったんですけど、何故かしら広島駅で降りてしまう。



記憶を頼りに本川町界隈を彷徨って、府中焼きのお店で夜ご飯を食べた。



府中焼きの存在を、この時始めて知りました。

パリっとしてて美味しかった!

その後平和公園にも行き、岩国を目指したんですけどもう疲れがピークで、宮島の手前で野宿することにしました。



初の路地野宿です。



つまり、屋根が無い場所(ベンチ)に銀マット敷いて寝袋で寝る。

テントを設営する気力も無い程に疲れてました。

遅かったのもあるし。



これが裏目に出て、明け方に雨に祟られてしまう。



つづく。



航【2ORIGINAL】